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『仮面のロマネスク』(かめんのロマネスク)は、宝塚歌劇団が上演したミュージカル作品。脚本は柴田侑宏。 原作はコデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』。原作ではフランス革命前夜(1780年代)の設定であったが、本作ではそれを50年ほどずらしてナポレオン失脚後の王政復古時代(1830年代)の設定にしている。 == 概要 == 貴族社会の道徳的退廃と風紀の紊乱を描いた作品。 原作では、主人公ヴァルモンは、ダンスニーとの決闘で致命傷を負い、企みのすべてを詫びて絶命。そのことによって元凶であるメルトゥイユ侯爵夫人の悪のゲームの全貌は世間に知られることになる。天然痘によってあばたの残った顔になった彼女を、世間は「心と同じように醜悪な容貌」になったと噂することになるが、「仮面のロマネスク」の結末には、かなりの変更が加えられ、まったく異なるものとなっている。ヴァルモンは決闘で死なず軍人として出動する前に、政変で混乱し戦火のせまるメルトゥイユ侯爵夫人の屋敷に向かい二人は抱きしめあう。結局二人の未来が悲惨に滅んでいくだろうということは予測できるが、別れまでの刹那、愛を確かめ合いながら踊る。これは脚色をした柴田が、原作の結末に納得のいかないものを感じたかららしい。 ヴァルモンは宝塚らしい洒落たプレイボーイの典型として描かれており、演じた高嶺と花總の美しさと演技もあって、いまだ人気の高い演目である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仮面のロマネスク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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