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元顕恭[もとあらわきょう]
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・ 元 : [げん, もと, がん] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former
元顕恭[もとあらわきょう] 元顕恭(元顯恭、げん けんきょう、生卒年不詳 )は、中国の北魏の皇族。字は懐忠〔墓誌によると、諱は恭、字は顕恭とする。〕。 == 経歴 == 城陽懐王元鸞の次男として生まれた。522年(正光3年)、揚州別駕に任じられ、襄威将軍の位を加えられた。軍功により平陽県開国子に封じられ、司徒主簿となった。まもなく中書侍郎に転じた。529年(永安2年)、北中郎将に転じた。まもなく左将軍・東徐州刺史に任じられた。530年(永安3年)、安東将軍・大司農卿となった。まもなく中軍将軍・東荊州刺史に転じた。孝荘帝が爾朱栄に殺害されると、顕恭は使持節・都督晋建南汾三州諸軍事・鎮西将軍・兼尚書左僕射・西北道行台・晋州刺史に任じられた。爾朱兆が洛陽に入ると、晋陽に連行されて死去した。孝武帝の初年に衛大将軍・并州刺史の位が追贈され、さらに車騎大将軍・儀同三司の位が贈られた。
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