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公卿補任(くぎょうぶにん)は、日本の史料で朝廷の歴代の職員録。 == 概要 == 神武天皇の時代から明治元年まで各年毎に、従三位以上で太政大臣・摂政・関白・左大臣・右大臣・内大臣・大納言・中納言・参議・非参議のいわゆる公卿に相当する者の名を官職順に列挙してある。記載される人名には本姓が使われる。藤原氏は、「藤原○○」ではなく略して「藤○○」と記載された。各人の名の下には、生没年、昇叙・任官などの事歴を付記している。 公卿補任の作者は未詳であり成立年代も不明であるが、「歴運記」を基に弘仁以後の分を書き足されていったものと考えられる。後年の詳細な尻付(しつけ)を伴った形態としての本書の成立は、応和から正暦あたりとみられている。なお非参議の項は、長和以後に補足されていったとみられている。 任官についてもっとも纏まった史料ではあるが、平安時代前期における記事の不正確さ〔平安時代前期(弘仁-寛平年間)には同時代史的に国家によって編纂された正史である六国史やそこから引用された『類聚国史』・『日本紀略』などより正確な記録が存在するにもかかわらず、『公卿補任』の記述と一致していない部分が多い。『公卿補任』の成立史を研究した土田直鎮の指摘以後、この時期の『公卿補任』からの引用には慎重が期されることが多い。〕や政治的な事情から書き直し(遡った期日での任官など)が行われた部分もあるといわれており、実際の任官と合致しない場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「公卿補任」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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