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六月灯(ろくがつどう)とは、旧暦の6月(現在は7月)を中心に鹿児島県の神社・寺院で行われる祭りである。鹿児島県を中心に旧薩摩藩領だった地域で行われる行事で、宮崎県の一部(都城市)でも開催される。鹿児島の夏の風物詩であり、県民には「ロッガッドー」の呼び名で親しまれている〔特集 鹿児島の夏の風物詩 六月灯を楽しむ - 鹿児島県観光サイト 2013年7月8日閲覧。〕。 六月灯が開催される神社や寺院では、和紙に絵や文字を書いた灯籠が飾られ、歌や踊りが奉納される。また、境内及びその周辺では縁日が立ち並び多くの人びとで賑わう。 == 由来 == 島津光久が鹿児島城下の新昌院(現鹿児島市新照院町)の上山寺の観音堂を再建した折、旧暦6月18日に沿道に灯籠をつけさせたので、檀家でもこれにならって灯籠を寄進したのが始まりといわれている〔ようこそわが町へ「鹿児島市草牟田地区」 『てぃーたいむ』南日本新聞社、2011年4月号。2013年7月8日閲覧。『てぃーたいむ』は南日本新聞読者を対象に発行している冊子である。〕〔プロデューサーズコラム - 鹿児島県観光サイト 2013年7月8日閲覧。〕〔六月灯の由来は? - 鹿児島市 2013年7月8日閲覧。〕。 また、「六月ノオツメアゲ」と呼ばれる牛馬の疫病祓いや害虫駆除を祈る風習があり、こうした民間行事が洗練されて六月灯になったという説もある。 発祥の地とされる鹿児島市新照院町では町内会が公民館近くの駐車場を借りて毎年7月最終日曜日に六月灯を開催している。 公民館裏手にも石仏が祭られているが、これは上山寺とは無関係であり昭和30年代に建立されたものであるが寄進者は不明である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六月灯」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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