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出口 クリスタ(でぐち クリスタ、1995年10月29日 - )は、長野県塩尻市出身の、日本の女子柔道選手である。階級は57kg級。身長160cm。血液型はO型。段位は初段。組み手は右組み。得意技は大外刈〔「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号〕。尊敬する柔道家は貝山仁美〔「解体新書 出口クリスタ 津金恵」近代柔道 ベースボールマガジン社、2014年2月号、26-31頁〕。父親はカナダ出身〔 スポーツニッポン 2013年9月7日〕。現在は山梨学院大学に在学している〔柔道部 選手紹介 〕。総合格闘技が好きで、ジョルジュ・サンピエールのファンでもある〔期待の女性柔道家! 山梨学院大学・出口クリスタさんインタビュー 〕。 ==経歴== 父親が空手を薦めるも母親は柔道を推したこともあって、3歳の時に祖母の知り合いの誠心館道場で始めた〔〔。道場の練習は厳しかったものの、体を動かすのが好きだったので最初は楽しく思えた。しかし小学校高学年の頃は、祖父の家で一緒に水戸黄門を見て夕食を済ませた後に道場へ通う日々が憂鬱に思えたという〔。小学校6年の時には全国小学生学年別柔道大会45kg級に出場したが、予選リーグで敗れた。丘中学に進むと、津金恵と一緒になった。1年の時には全国中学校柔道大会44kg級で3位となった。2年の時は48kg級でベスト16止まりだった。3年の時には52kg級に出場して、香長中学2年の米澤夏帆にGSに入ってから有効で敗れるも3位となった〔。 松商学園高校に進学すると、全日本カデでは米澤に合技で敗れて2位だったものの、インターハイでは宮崎日大高校3年の志々目愛を有効で破り、1年生にして優勝を飾った〔 日刊スポーツ 2011年8月12日〕。高校選手権の個人戦には計量で失格となり出場できなかったが、団体戦ではチームメイトの津金恵とともに活躍して3位となった〔。 2年になると階級を57kg級に上げるが、インターハイでは2回戦で帝京高校1年の西尾直子に有効で敗れた。団体戦ではチームの3位に貢献した。高校選手権の個人戦では決勝で西尾を破って優勝するが、団体戦では決勝で福岡の敬愛高校と対戦して、78kg超級の岡史生に合技で敗れて2位に終わった〔。 3年になると全日本選手権に57kg級の選手ながら出場するが、3回戦で綜合警備保障の田知本愛に開始早々の合技で敗れた。インターハイ個人戦では決勝で敬愛高校の芳田司に内股で敗れた。全日本ジュニアでは決勝で芳田を大内刈で破って優勝した。この際に、将来は日本での熾烈な代表争いを避けてカナダ代表としてオリンピックを目指すと語った〔。しかし、その後周囲の説得もあり、日本代表を目指す考えに心変わりしたという〔。 世界ジュニアでは準々決勝でカナダのカトリーヌ・ボーシュマン=ピナールに肩車の有効で敗れるが、その後敗者復活戦を勝ち上がって3位となった。団体戦では決勝のフランス戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した〔 時事通信 2013年10月25日〕〔Junior World Championships, Ljubljana 2013 〕。 講道館杯では準決勝でコマツの宇高菜絵に大外刈で敗れるが3位となった。グランドスラム・東京では準決勝で世界2位であるアメリカのマルティ・マロイから先に抑え込みで技ありを取りながら、腕挫十字固で逆転負けを喫するが、3位決定戦では世界チャンピオンであるブラジルのラファエラ・シルバから背負投で有効を取るなど優勢に試合を進めて、最後は反則勝ちを収めて3位となった〔 サンケイスポーツ 2013年11月29日〕。12月のグランプリ・チェジュでは、決勝でルーマニアのコリーナ・カプリオリウを合技で破るなどオール一本勝ちでシニアの国際大会初優勝を飾った〔 時事通信 2013年12月5日〕。2014年2月のヨーロッパオープン・ローマでは、決勝でシルバに逆転の一本負けを喫して2位に終わった〔。 山梨学院大学に進学すると、1年の4月には体重別では国士舘大学の山本杏に有効で敗れて3位だった。続く全日本選手権では、3回戦でJR東日本の白石のどかに出足払で敗れた。体重無差別で争われるこの大会には今後出場しないという〔 日刊スポーツ 2014年4月20日〕。6月の優勝大会では優勝を飾った。9月の全日本ジュニアでは決勝で三井住友海上の玉置桃に技ありで敗れて2位に終わった。学生体重別では3位だった。10月の世界ジュニアでは準決勝までオール一本で勝ち進むも、決勝で玉置に大外刈で一本負けを喫して2位に終わった〔 時事通信 2014年10月24日〕〔World Championships, Fort Lauderdale 2014 DAY 2 〕。団体戦では準決勝のロシア戦で一本負けするも、決勝のフランス戦では一本勝ちしてチームの優勝に貢献した〔 産経新聞 2014年10月27日〕〔World Championships, Fort Lauderdale 2014 DAY 5 〕。11月の講道館杯では7位にとどまった〔。 2年になると、4月の体重別では初戦で敗れた。6月の優勝大会では全試合に勝利するなどチームの優勝に貢献した〔〕。9月の全日本ジュニアでは準決勝で富士学苑高校2年の舟久保遥香に内股の有効で敗れて3位だった。10月の体重別団体では準決勝で国士舘大学と対戦して山本杏を片手絞めで破ると、決勝の帝京大学戦でも勝利するが、チームは敗れて2位にとどまった〔〕。11月の講道館杯では準決勝でコマツの石川慈に横四方固で敗れるも3位になった〔 全日本柔道連盟 2015年11月8日〕。なお、高校までは大内刈を得意にしていたが、大学に入ってからは研究されてあまりかからなくなったこともあり、大外刈が得意技になったという〔。 * IJF世界ランキングは230ポイント獲得で52位(16/5/2現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出口クリスタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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