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『出来ごころ』(できごころ)は、1933年(昭和8年)9月7日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、100分。 坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八もの」の第1作〔出来ごころ 、allcinema、2015年4月12日閲覧〕で、物語はキング・ヴィダー監督の『』からヒントを得ている〔田中眞澄著『小津安二郎周游』、文藝春秋、2003年、p.123〕。第10回キネマ旬報ベスト・テン第1位。 == あらすじ == 日雇い労働者の喜八は、相棒の次郎の助けを借りて息子の富夫を育てている。喜八は若い娘・春江に熱を上げるが、春江は次郎に気がある。しかし次郎のほうは冷たく彼女を拒む。喜八は彼女に思いを寄せれば寄せるほど酒に溺れ、息子と激しいケンカをする。だが、喜八は考え直して春江と次郎の応援をする。富夫が病気になり金を工面するため、次郎は北海道へ働きに行こうとしてその際に春江に愛の告白をする。喜八は行かせまいとして富夫を一膳飯屋のおとめに預けて、急いで船に乗って出発するが途中で息子が恋しくなり、川に飛び降りるのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出来ごころ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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