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分光測色法(英: Spectrophotometry)とは、物理学における電磁スペクトルの定量的研究手法である。分光法よりも適用範囲が狭く、可視光線、近紫外線、近赤外線を扱う。また、時間分解分光技法も含まれない。 分光測色法では、分光測色計または分光測色器(spectrophotometer)を使う。分光測色計は光度計の一種で、色ごと(より正確に言えば光の波長ごと)の強さを測定する。分光測色計には様々な種類のものが存在する。分類上重要な差異としては、扱える波長の範囲、使用している測定技法の違い、光をスペクトルに分解する技法の違い、測定対象の種類などがある。また、スペクトルの帯域幅と線形な範囲も重要な特性である。 分光測色計の典型的な利用として吸光の測定(吸光光度計)があるが、散乱反射率や鏡面反射率も測定できるよう設計されている。 分光測色計の利用は物理学に限定されない。化学、生物化学、分子生物学などの分野でもよく使われている〔Rendina, George. ''Experimental Methods in Modern Biochemistry'' W. B. Saunders Company: Philadelphia, PA. 1976. pp. 46-55〕。 == 設計 == 分光測色計は、シングルビーム方式とダブルビーム方式に大別される。ダブルビーム式の分光測色計は2つの光路上の光度の比率を測定し、シングルビーム式の分光測色計は絶対光度を測定する。比率測定の方が容易で安定しているが、シングルビーム式の機器にも、ダイナミックレンジが広く、より小型化できるという利点がある。 昔から分光測色計はスペクトル分析にモノクロメーターを使っているが、光センサアレイを使っているものもある。特に赤外線分光測色計にはフーリエ変換赤外分光という技法を使って、スペクトル情報を素早く得るものもある。 分光測色計(特に吸光光度計)は試料を透過した光の割合を定量的に測定する。分光測色計では、光源の光をモノクロメーターで特定の波長の光にする。この光を試料に当て、透過した光を測定する。透過した光の強さをフォトダイオードなどの光検出器で測定し、その波長の透過率が計算される。 分光測色計(吸光光度計)を使う際には、以下のようなことが起きている。 # 光源の光が試料を透過する。 # 試料は光を吸収する。 # 検出器が試料によって吸収された光の量を検出する。 # 検出器がその光の量を数値化する。 # 数値は直接図示される場合もあるし、コンピュータに送られてさらに操作される場合もある。 多くの分光測色計は "zeroing" と呼ばれる較正を必要とする。吸光度の基準となるもの(基準紙と呼ばれる白い紙など)で基準値を設定することで、他の試料の値はその基準(ゼロ)となる値との相対値になる〔''Ibid,'' pp. 46-55〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分光測色法」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Spectrophotometry 」があります。 スポンサード リンク
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