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分散データベース(ぶんさんデータベース、)は、1つのデータベース管理システム (DBMS) が複数のCPUに接続されている記憶装置群を制御する形態のデータベースである。物理的には同じ場所の複数台のコンピュータで構成される場合や、コンピュータネットワークで相互接続されたコンピュータ群に分散されている場合などがある。 == 概説 == (例えばデータベース内の)データの集合体は、複数の物理的位置に分散配置できる。分散データベースが存在するネットワークサーバは、インターネット上にある場合、企業のイントラネットやエクストラネットにある場合、他の企業のネットワークにある場合がある。データベースのレプリケーションや分散により、ユーザーから見ればデータベースの性能が強化される〔O'Brien, J. & Marakas, G.M.(2008) Management Information Systems (pp. 185-189). New York, NY: McGraw-Hill Irwin〕。 分散配置されたデータベースの内容が最新であると保証するためには、レプリケーションとデュプリケーションという2つの処理を行う。レプリケーションは、分散データベースにおけるデータの更新を発見する特別なソフトウェアを使う。更新を発見したら、レプリケーション処理によって、データベース群全てに同じ更新を加える。レプリケーション処理は、分散データベースの大きさや分散配置数によっては非常に複雑で時間のかかる処理になる。また、計算資源も多く必要とする。一方デュプリケーションはそれほど複雑ではない。基本的に1つのデータベースをマスターとし、そのデータベースを他に複製する。通常デュプリケーションは設定された時間に数時間かけて行う。これにより、分散配置されたそれぞれの場所のデータが同じであることを保証する。デュプリケーションでは、マスターデータベースだけに更新が許される。どちらの手法も分散配置された全てのデータが最新であることを保証する〔O'Brien, J. & Marakas, G.M.(2008) Management Information Systems (pp. 185-189). New York, NY: McGraw-Hill Irwin〕 。 上記以外にも分散データベースの設計技法には様々なものがある。例えば、ローカル自律型、同期型、非同期型などの分散データベース技術がある。ビジネスにおける必要性、そのデータの重要性や機密性、データのセキュリティ・一貫性・完全性にかけられるコストによって、これら技術のうちどれを実装するかを決定する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分散データベース」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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