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劇団文化座(げきだんぶんかざ)は1942年に「井上正夫演劇道場」のメンバーだった女優鈴木光枝・俳優山村聡・演出家佐佐木隆ら結成された劇団である。代表は女優の佐々木愛である。 平成20年度(第63回)文化庁芸術祭(演劇部門・関東参加公演の部)大賞を受賞している。 ==沿革== 1942年4月の第1回旗揚げ公演は、国民新劇場(旧称「築地小劇場」)での梅本重信作「武蔵野」〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。1944年12月の第7回公演の和田勝一作「牛飼いの歌」まで国民新劇場で公演〔2009年 桜隊原爆殉難者追悼会・報告 桜隊全史-2「苦楽座創立と移動演劇」 中坪功雄、野口孝一、関きよし、中村美代子らの座談会 〕。1945年3月10日の東京大空襲で同劇場が焼失後、拠点を失い、同年6月、旧満州(中国東北部)へ渡る。かねてから日本移動演劇連盟の傘下に入っていたが、東京を拠点とした演劇にこだわっていた同劇団に、同連盟から提示された派遣先は佐々木愛の講演によれば「沖縄、広島、満州」〔母の想いを受け継いで、今~講演要旨 佐々木愛さん(劇団文化座)~ 婦人民主クラブ創立60周年記念のつどい 「婦民新聞」第1198号 2006年3月30日 〕の三つの選択肢しかなかったという。 満州で敗戦を迎えた劇団は、日本に引揚げ、三好十郎作「その人を知らず」、「炎の人 ゴッホ小伝」、山代巴原作「荷車の歌」、長塚節原作「土」等の上演に取り組む〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。 1967年10月、佐々木隆死去〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。1975年、鈴木光枝が「三人の花嫁」で芸術優秀賞(演出部門)を受賞〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。 1982年、水上勉作・木村光一演出「越後つついし親不知」により、文化庁芸術祭大賞を受賞。また、主演の佐々木愛が紀伊國屋演劇賞を受賞。 1987年より佐々木愛が劇団代表となる〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。 1998年、鈴木光枝の代表作「おりき」が500ステージを達成〔文化座の歩み 劇団文化座公式ホームページ 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「劇団文化座」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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