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半臂(はんぴ)とは、東アジアの伝統的な服飾において用いられる半袖もしくは袖なしの上衣・胴着である。背子(褙子、はいし)も半袖もしくは袖なしの上衣であり、半臂と同義に使われることもあるが、区別する場合もある。その他に袖なしもしくは半袖の衣服として、背心や比甲、裲襠等があり、地域や時代によっては重複する名称であった。 ==中国== 半臂は、古くは隋代から登場し、内官をはじめとして男性が用いたほか(『事物紀原』)、唐の女性が多く用いた。これは「半袖」とも呼び、前開きで襟が体の前で向いあう対襟、もしくは貫頭衣形式で、丈が短く、袖も短かい上衣であり、唐代の女性の主な服飾形式であるに組み合わせて、多く用いられた。 宋に入ると、丈の長い背子(褙子)が流行し、女性が広く使うほか、男性もくつろぐ時の服装に用いた。この背子は、対襟で袖がついており、丈には膝の上までや、踝まで届くようなさまざまな長さがあった。袖がないものは、背心といった。また半臂は女性は上衣に、男性は上衣の下に用いた。明では、上衣として背子のほか、モンゴル族の服飾を取り入れた袖なしの比甲(半臂)が男女ともに広く用いられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「半臂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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