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博多湾鉄道汽船デハ10形電車(はかたわんてつどうきせんデハ10がたでんしゃ)は、西日本鉄道(西鉄)の前身事業者の一つである博多湾鉄道汽船が、1936年(昭和11年)に新製した電車である。 博多湾鉄道汽船において「デハ10形」に属する車両は、本形式2両(デハ10・11)のほか、大阪電気軌道(現・近畿日本鉄道)の木造車を譲り受けて導入したデハ12、および鉄道省より木造省電の払い下げを受けて導入したデハ13の2両の車両が別途存在する。後者は本項にて後述する。前者については''博多湾鉄道汽船コハフ1形客車を参照されたい''。 == 概要 == 貝塚線(後の西鉄宮地岳線、現・西鉄貝塚線)の輸送力増強を目的として、1936年(昭和11年)に汽車製造東京支店において制御電動車デハ10形10・11の2両が新製された〔「私鉄車両めぐり(79) 西日本鉄道 4」(1969) p.74〕。当時博多湾鉄道汽船においてはデハ1形1 - 9が既に在籍しており、デハ10形はデハ1形9に次ぐ続番が付与された〔。 デハ1形が14m級車体の3扉ロングシート仕様であったのに対し、本形式は17m級2扉車体と大型化され、車内にはクロスシートを備え、輸送力および居住性の両面を改善した〔。その他、車体の大型化に伴って主電動機出力が強化され、走行性能の向上を図った〔。 なお、デハ10・11以降に博多湾鉄道汽船が導入した鉄道車両はいずれも他社からの譲渡車両であり、同2両は博多湾鉄道汽船における最後の新規設計による新製車両となった〔「変化に富んでいた宮地岳線の電車」(1999) p.179〕。 西日本鉄道成立後の1945年(昭和20年)に実施された車両番号再編に際しては、デハ10形10・11はモ10形11・12と改称・改番された〔。その後、主要機器の換装・車体改造などを経て、1979年(昭和54年)に廃車となるまで、終始宮地岳線において運用された〔『復刻版 私鉄の車両9 西日本鉄道』 pp.168 - 169〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「博多湾鉄道汽船デハ10形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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