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『呉子』(ごし)は、春秋戦国時代に著されたとされる兵法書。武経七書の一つ。古くから『孫子』と並び評されていた〔『韓非子』に「家ごとに孫子と呉子を所持していた」という記述がある。〕。しかし著者ははっきりとしない。中身の主人公でもある呉起またはその門人が著者であると言われるが、定かではない。 内容は呉起を主人公とした物語形式となっている。現存している『呉子』は六篇だが、『漢書』「芸文志」には「呉子四十八篇」と記されている。 部隊編制の方法、状況・地形毎の戦い方、兵の士気の上げ方、騎兵・戦車・弩・弓の運用方法などを説いている。 『孫子』と並び評される兵法書であるとされるが、後世への影響の大きさは『孫子』ほどではない。これは内容が春秋戦国時代の軍事的状況に基づくものであり、その後の時代では応用ができなかったのが原因であると言われる。逆に『孫子』のほうは、戦略や政略を重視しているため、近代戦にまで応用できる普遍性により世界的に有名になっている。 ==内容== *序章 - 呉起と武侯との出会いを描いていて一番物語りに近い。篇に加えず *図国 - 政治と戦争について記す *料敵 - 敵情の分析の仕方を記す *治兵 - 統率の原則を記す *論将 - 指導者について記す *応変 - 臨機応変(法家思想)について記す *励士 - 士卒を励ますことについて記す 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「呉子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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