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味の三平(あじのさんぺい)は、札幌ラーメンを提供しているラーメン店。味噌ラーメンの元祖の店といわれる。 == 概要 == 1950年(昭和25年)に、元南満州鉄道職員であった大宮守人が、屋台営業でラーメンを出して稼いだ資金を元手に、札幌市中央区南7条西3丁目のすすきのに開業する。開業当時は、味噌ラーメンはなく、その他のラーメン店と同様に、醤油ラーメンと塩ラーメンであった。西山製麺の縮り麺の採用や具にもやしを採用するなど、いろいろ『味の三平』ならではの工夫がなされ、現在の札幌ラーメンの基礎を作ったととれる。 1954年(昭和29年)に、味噌を大切に考えた大宮守人により、『味噌ラーメン』が開発される。大宮守人は、特別メニューの豚汁を客の要望でラーメンに入れた際に客が大満足だったということにヒントを得たという情報が流布しているが、現『味の三平』店主は否定する〔味の三平ホームページ - 店主のないしょ話・都市伝説 〕。1955年(昭和30年)に、雑誌『暮らしの手帖』で、『味の三平』が紹介される。なおさら、繁盛することとなる。 後に、味噌ラーメンは、『味の三平』以外のラーメン店でも出されるようになり『札幌ラーメン』の欠かすことの出来ない定番となり、『ラーメン』の主要なジャンルとなる。その後も、味噌ラーメンの元祖であり札幌ラーメンのカリスマとして『味の三平』は有名となる。1968年に、南1条西3丁目の大丸藤井セントラルビルに移転する。2000年5月1日、初代店主の大宮守人が死去する。 なお、2001年1月24日の日本テレビ(地元では札幌テレビ)の『知ってるつもり?!』で、『札幌ラーメン物語』が放送され、最重要人物として大宮守人が登場する〔次回の知ってるつもり・札幌ラーメン物語 - 日本テレビ 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「味の三平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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