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【名詞】 1. T'ang-Dynasty (China 618-907)
唐(とう、拼音:Táng、618年 - 690年,705年 - 907年)は、中国の王朝である。李淵が隋を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には、中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国で、朝鮮半島や渤海、日本などに、政制・文化などの面で多大な影響を与えた。日本の場合は遣唐使などを送り、894年(寛平6年)に菅原道真の意見で停止されるまで、積極的に交流を続けた。首都は長安に置かれた。 690年に唐王朝は廃されて武周王朝が建てられたが、705年に武則天が失脚して唐が復活したことにより、この時代も唐の歴史に含めて叙述することが通例である。 日本では唐の滅亡後も唐、唐土の語はそれ以降の王朝、さらには外国全般を漠然と指す語として用いられた。しかし、天竺同様昔の呼称のため、正確に対応するわけではない。詳しくは中国を参照のこと。 == 国号 == 国号の「唐」は晋の古名であり、もとは山西省を中心とする地域を指した。古代には堯が建てたといわれる伝説上の王朝「陶唐」があった。また、周の時代には魯の周公旦(武王の弟)が討伐して、滅ぼした唐や武王の子・が立てた晋の別称としての唐とは別に、春秋時代に今の湖北省の一部にを国号とする小国があったことが知られ、呉・蔡と盟約を結ぶも、紀元前505年に楚と秦によって滅ぼされた(『春秋左氏伝』)。 本項の唐の滅亡後、五代十国時代には李存勗の後唐、十国のひとつ南唐などが唐の後継者を自認して唐を国号としたこともあった。後唐王家は臣下の朱邪赤心が功績によって李姓を唐王朝から賜った家であり、南唐王家は「唐の憲宗の八男・建王李恪の子孫」を称したが、いずれも唐王朝李氏の直系とはいえない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「唐」の詳細全文を読む
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