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四国犬(しこくけん)は四国地方(主に高知県)原産の中型の犬の品種。日本犬の一種である。かつては土佐犬(とさけん・とさいぬ)と呼ばれたが、同様の呼称を持つ土佐闘犬とは別品種。「土佐犬」の名で国の天然記念物に指定されている。 == 特性 == 古来より「土佐犬」と呼ばれていた中型の犬である。土佐闘犬との混同をさけるために、四国犬と改称された。 本来の作出目的は、四国山地周辺の山村における鹿や猪等の狩猟およびそれに伴う諸作業。山地での激しい狩りにも耐えうる体力・持久力がある。温暖湿潤気候に強い。体格は柴犬より大柄〔四国犬にかまれ警察官ら3人けが 福岡・中間 - 朝日新聞 2011年5月13日〕。 主人には異常なまでに忠実だが、よそ者には警戒するため、番犬に適する。よそ者にはふとしたことでも噛みついたりと非常に攻撃的なため、散歩中などは注意が必要である。 1937年(昭和12年)6月15日に文部省(現・文部科学省)により、天然記念物に指定された。 もともとこの犬種は本川系、幡多系、安芸系、宇和島系と呼ばれる地域特性があった。しかし、安芸系は衰退し、幡多系と宇和島系はほぼ同じで差異が無く、幡多系と本川系は混血が進み、地域特性は無くなりつつある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四国犬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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