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(n) medical insurance for the whole nation =========================== ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 国民 : [こくみん] 【名詞】 1. national 2. people 3. citizen ・ 国民皆保険 : [こくみんかいほけん] (n) medical insurance for the whole nation ・ 民 : [たみ] 【名詞】 1. nation 2. people ・ 皆 : [みんな] 1. (adv,n) all 2. everyone 3. everybody ・ 保 : [ほ] 1. (n,vs) guarantee ・ 保険 : [ほけん] 【名詞】 1. insurance 2. guarantee
ユニバーサルヘルスケア()、ユニバーサルヘルスカバレッジ()、普遍主義的医療制度(ふへんしゅぎてきいりょうせいど)、国民皆保険(こくみんかいほけん)とは、市民の全員に保健医療サービスおよび医療費の公費負担を提供する保健医療システムのことである。 WHOによれば、社会の全ての構成員の保健状態の向上を目的として、社会の全ての構成員が、身体的・社会的な様々な差異に関わらず、生命と健康を守るために必要な医療を受けられるための社会保障制度である。 ユニバーサルヘルスケアは、すべてのケースにおいて最善の形態が存在する概念ではないし、また万人のすべてのケースに対応できるものでもない。「誰をカバーするか」「どのようなサービスまでカバーするか」「どの価格までカバーするか」という、三つの要素によって形態が定義づけられる〔。 == 歴史 == ソ連はユニバーサルヘルスケア制度を1937年に制定し、1969年にそれぞれの地区で医療へ平等にアクセスできるようになった〔 〕。ニュージーランドでは、1939年から1941年の間に一連のユニバーサルヘルスケア制度が整備された〔〔 〕。英国においては1948年に国民保健サービス(NHS)が制定された。 その後は北欧諸国へ広まり、スウェーデン(1955年)、アイスランド(1956年)、ノルウェー(1956年)、デンマーク(1961年) 、フィンランド(1964年)と続いた。 日本(1961年)、カナダサスカチュワン州、(1968-1972年)〔〔 〕、オーストラリア(1974・1984年)でも制定された。 国営によるユニバーサルヘルスケア制度は、南ヨーロッパ諸国ではイタリア(1978年)、ポルトガル(1979年)、ギリシャ(1983年)、スペイン(1986年)、アジア諸国では韓国(1989年)、台湾(1995年)、またイスラエル(1995年)で制定された。 70年代以降では、西ヨーロッパ諸国ではオーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルグなどで社会保険制度によるユニバーサルヘルスケアが制定され、擬似的なシステムだがオランダ(1985・2006年)、スイス(1996年)でも制定された。 現在のユニバーサルヘルスケア制度の多くは、第二次世界大戦以降の医療制度改革によって生まれたものである。すべての国が署名した世界人権宣言(1948年)の第25章において、すべての人が利用できなければならないとされていることによる。 OECD諸国においては米国とメキシコを除いたすべての国で〔、基本的保健サービス(GP受診・専門医・検査・手術・医療用品)における人口9割以上カバーを達成している。歯科および処方薬については、これらの国では一般的に部分的補助となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユニバーサルヘルスケア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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