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名鉄モ590形電車(めいてつモ590がたでんしゃ)は、かつて名古屋鉄道(名鉄)に在籍していた路面電車車両。1957年(昭和32年)に登場し、岐阜市内線・美濃町線などで2005年(平成17年)3月まで使用されていたものである。同路線廃止に伴い土佐電気鉄道(現・とさでん交通)へ譲渡され、同社590形として2005年(平成17年)12月より運行を開始した。 ==概要== 1957年(昭和32年)4月から同年11月にかけて、モ591 - 595の5両が日本車輌製造で新製された。基本的な設計は前年度に新製されたモ580形に準じているが、窓の上下寸法が拡大されたことや側窓が窓枠の細い鉄製サッシとされたこと、客用扉が扉窓Hゴム固定支持の鋼製扉とされたこと等により近代的な外観となった。1D4D4D1の窓配置や正面3枚窓はモ580形と変わりないが、運転台窓と行先表示幕がいずれも大型化されたことで印象は異なる。車内はロングシート仕様で、室内灯は蛍光灯を採用した。 主要機器は制御方式が直接式とされた点はモ580形を踏襲しているが、主電動機は出力が45kWに強化された東洋電機製造製のTDK535-1A型〔を1両当たり2基搭載し、台車は住友金属工業製の一体鋳鋼型ペデスタル式のFS78A型を装備する。集電装置はモ580形584で試用されたパンタグラフを全車とも採用した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名鉄モ590形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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