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塚本 靑史(つかもと せいし、1949年4月9日 - )は、日本の歴史小説作家。岡山県倉敷市生まれ。父は歌人の塚本邦雄。 == 来歴・人物 == 靑史が産まれた当時、父・邦雄は商社員として倉敷に在勤していた。邦雄の叔父外村吉之介が館長をしていた倉敷民藝館に間借りしており、靑史はその敷地内で生まれた。1ヵ月後、邦雄の転勤に伴い島根県松江市へ転居。その地で3年を過ごす。 1952年、大阪府中河内郡盾津町(現東大阪市南鴻池町)へ居を移し、幼稚園から社会人に至るまでその地で育つ。少年時代の靑史は、野球、魚釣り、昆虫採集が好きなアウトドア派で、父と違ってあまり活字に親しむことはなかったという。邦雄を訪ねてきた寺山修司や福島泰樹を駅まで迎えに行ったり、三島由紀夫からの手紙をメイルボックスから取り出した青少年時代の経験が、後日文筆に目覚めた動機になっているらしい。 大阪府立清水谷高等学校ではバスケットボール部に所属。同志社大学文学部時代には同人誌『ゐまあごを』に参加し、イラスト作品を発表する。大学卒業後、京都に本社を置く日本写真印刷(株)へ勤務する。1977年、東京支社へ異動となり、以後は千葉県に在住。勤務のかたわらイラストレーターとしても活動し、1978年と1981年の『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品が掲載されている。 1989年、第11回「小説推理新人賞」(双葉社主催)の最終候補となる。1991年、候補作も含めたミステリ短編集『迫迫』に8篇分の扉絵を配し出版(花曜社)。靑史は、この一冊で小説家としての地歩を固めた。以後中国史を題材にした歴史小説も展開し、1996年出版の『霍去病』(河出書房新社)が話題になり、文壇デビューを果たした。1999年3月、日本写真印刷(株)を退職。2000年、父の看病のため東大阪へ帰省(邦雄は2005年6月9日に没)。以後も精力的に作品を発表している。 2012年4月、日本作家クラブ随筆賞受賞。『いすくはし』(平成23年、随筆手帖49号)。 2012年6月、『煬帝』(上下)で「第1回 歴史時代作家クラブ作品賞」受賞。 2014年10月、『サテライト三国志』(上下)で「第2回 野村胡堂文学賞」受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塚本青史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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