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塩の花 ( リダイレクト:フルール・ド・セル ) : ウィキペディア日本語版 | フルール・ド・セル[はな]
フルール・ド・セル (fleur de sel) は、「塩の精華/精髄」を意味するフランス語で、良質の塩田から取れる大粒の天日塩である。フランスゲランドおよびレ島のものが有名。 == 概要 == 天日製塩法にて作られる。フランス語でマレ・サラン (marais salants) と呼ばれる塩田に海水を引き込んで、天日と風により水分を蒸発させ、表面にできる大きな結晶のみをトンボのような木製の器具を用いてかき集める。これを利用しやすい大きさに粉砕し、ガラス瓶または吸湿しにくくした紙の容器に入れて販売される。通常1mm以上の大きさがあるので、料理にそのまま粒が残ることがある。 マグネシウム、カルシウム、カリウムなど、塩化ナトリウム以外のミネラル成分を多く含むため、豊かな風味があり、高級なフランス料理やイタリア料理には欠かせない調味料として使用される。ドナリエラという緑藻が残るため、見た目の色は純白ではない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フルール・ド・セル」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fleur de sel 」があります。
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