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seed selection with salt solution =========================== ・ 塩水 : [しおみず] 【名詞】 1. salt water 2. brine ・ 選 : [せん] 【名詞】 1. (1) selection 2. choice 3. election 4. (2) compilation 5. editing
塩水選(えんすいせん)は、播種に先立ち、良好な生育の望める充実した種子を選別する選種法のひとつ。種子を一定の比重(濃度)の食塩水に入れ、浮いたものを取り除き、沈んだものを種子として採用することで、比重の大きな充実した種子を選び出すものである。横井時敬の創案により、イネ、オオムギなどに行う。にがり水を用いることもある。 ==概要== まず濃厚な食塩水を槽に作る。これをコップなどにとり、一握の種子を入れる。もし沈むものがないならば、槽内に水を加えて薄め、再びこれをコップなどにとる。再度、一握の種子を入れ、そのうちの極めて少量の種子が沈む濃度を見て、この濃度の槽内での全種子の浮沈で選別する。こうして少量の種子が沈んだとき、笊(ざる)などを槽内に入れる。沈んだ種子の上に置き、浮かんでいる種子を笊上の液面に置いて、水を少量ずつ入れれば、初めは極少量ずつ沈んでゆくが、ある比重に達すると一度に多量の種子が沈んでゆく。ここで選別を終え、大半の種子が沈んだとき、なおも水面上に浮かぶ種子を取り除いて笊を引き上げ、笊の中の種子を採用する。全種子の半量から3分の2は笊に残るのが普通である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩水選」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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