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境忠雄 : ミニ英和和英辞書
境忠雄[さかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さかい]
 【名詞】 1. border 2. boundary 3. mental state 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 

境忠雄 ( リダイレクト:志茂田景樹 ) : ウィキペディア日本語版
志茂田景樹[しもだ かげき]

志茂田 景樹(しもだ かげき、1940年昭和15年)3月25日 - )は、日本の作家(小説家・絵本作家)、タレント。株式会社志茂田景樹事務所代表取締役。芸能プロダクションビッグ・ブッキング・エンターテインメント」に所属。本名は下田 忠男(しもだ ただお)。
ペンネームの由来は、「茂る田んぼを志す」という気持ちから変名し、また「景樹」は昔父親の書斎で良く目にしていた本に江戸時代の国文学者、香川景樹の本があり、その賑やかな名前が気に入って拝借したという。また、一時期は境 忠雄(さかい ただお)のペンネームを使用していた時期もあった。
==人物・来歴==
1940年、静岡県伊東市に生まれる。東京都立国立高等学校を卒業後、一浪を経て中央大学法学部政治学科に入学。6年かけて卒業した後は弁護士事務所に就職するも、その後はセールス、探偵、保険調査員、塾講師、週刊誌記者など、20種以上の職を転々としてきた。28歳の保険調査員時代に地方出張の移動時間を利用して読書をしているうちに作家を志すようになり、29歳の時虫垂炎と腹膜炎で長期入院したことをきっかけに短編の執筆を開始、それから仕事の傍ら作品を応募し続ける。3~4年目くらいから候補作には毎回のように挙げられるようになってきたものの受賞には至らず、メディア業界の知人から受けた「短編を書くならストーリーの面白さよりも登場人物を重視するといい」というアドバイスを参考に書き上げた『やっとこ探偵』で、1976年(昭和51年)小説現代新人賞を受賞、プロデビューを果たす。1980年(昭和55年)、国鉄職員だった父が北海道に赴任した際に聞いた話をもとに書き上げた大作『黄色い牙』で直木賞を受賞した。
「孔雀警視」シリーズなどのエロティックな官能を絡めた大人のユーモア推理小説をはじめ、大胆な解釈の歴史小説、伝奇小説、人物評伝、スペクタクル小説、ピカレスク小説など、ジャンルを問わない多様多彩な作品世界を構築し、その執筆スピードの速さもあいまって矢継ぎ早に発表して読者の支持を集める。特に、『孔雀警視』は女性キャリア捜査官ものとしては日本の嚆矢であり、しかもその後の同系キャラクターとは異なって軽いエロティックアクションに徹している点など、先見性と独自性が際立っている。「それゆけ孔雀警視」は1987年昭和62年)4月22日の『水曜ドラマスペシャル』(TBS)でドラマ化され、志穂美悦子が演じた。
1990年代には架空戦記小説を多数執筆、ブームの牽引者となる。分かり易さ、面白さを追求し、特に『戦国の長嶋巨人軍』はカルト的人気を博して重版を重ね、多くの作品がブームの衰退と共に個別の作品名を忘れられてゆく中、架空戦記の金字塔となった。
執筆活動の他奇抜なファッションセンスが注目され、1980年代後半には山本寛斎のファッションショーでモデルを務めたほか、1990年代にはタレントとしてバラエティ番組やドラマ番組に出演したり、ファッションブランド「KIBA」を立ち上げるなどエキセントリックな行動と存在感と名前の通り「過激」なファッションスタイル及び脚線美で注目を集めた。
キャラクター性も抜群であり、本人もタレント活動にも積極的で数多くのバラエティ番組、ドラマなどにも出演した。『ビーロボ カブタック』出演時には、同作プロデューサーから「あれほどの大作家なのに少しも偉ぶったところがない」と絶賛された。当然出演時の衣装はすべて自前である。
笑っていいとも!』レギュラー時代に志茂田が登場する時には、「直木賞作家 志茂田景樹」とクレジットされていた。また、『いいとも!』では1992年平成4年)の特番「笑っていいとも!年忘れ特大号」のコーナー、ものまね歌合戦にて小泉今日子の「なんてったってアイドル」を歌った。唄うことが大好きで、カラオケで熱唱するのが楽しいという。また自らの講演会でも唄を披露している。沢田研二の「勝手にしやがれ」をカヴァーしており、『音痴貴族 花の歌謡大行進』というレコードに収録されている。本人が近年、Twitterでカミングアウトしたところによると、幼い頃の疾患により、音楽を聴き、表現する能力が劣ってしまったという。
こうしたタレント的な活動で注目されていた当時の執筆作品の多くが、口述筆記であったことを公言している。1996年(平成8年)より、絶版となっていた自著を「KIBA BOOKS」として自ら復刊する。
1999年(平成11年)、妻と共に「よい子に読み聞かせ隊」を結成する。以後、テレビタレント活動、小説執筆をセーブし、自ら全国各地で読み聞かせ行脚を行い、童話・絵本執筆も手がけるほか、不登校の子どもたちの支援や心療内科を考える会など、社会的活動にも熱心である〔「よい子に読み聞かせ隊」の皆さんがお越しになりました | 遠野まごころネット 〕。2008年(平成20年)、専修大学の創設者たちを描いた歴史小説『蒼翼の獅子たち』を刊行した。また、Twitterでは、人生相談において、真摯かつ心温まる回答もあり、フォロワー数が20万人を超えた他、現在年収800万を稼ぐカリスマタクシー運転手として『タクシーほど気楽な商売は無い!』を執筆した次男の下田大気と共同で講演活動も行っている〔ドMならタクシー運転手を目指せ!!? 年収800万円稼ぐ「カリスマ運転手」志茂田景樹の息子(36)を直撃 -エキサイトニュース2012年11月16日閲覧。〕。
2014年(平成26年)事務所で、金庫の鍵を壊され6,000円盗まれるという事件が発生した〔作家・志茂田 景樹さん事務所で、金庫の鍵壊され6,000円盗まれる -フジテレビ系(FNN) 1月30日(木)12時53分配信。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「志茂田景樹」の詳細全文を読む




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