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境界設定問題 : ミニ英和和英辞書
境界設定問題[きょうかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さかい]
 【名詞】 1. border 2. boundary 3. mental state 
境界 : [きょうかい]
 【名詞】 1. boundary 
設定 : [せってい]
  1. (n,vs) establishment 2. creation 
: [もん]
 【名詞】 1. problem 2. question 
問題 : [もんだい]
 【名詞】 1. problem 2. question 
: [だい]
  1. (n,vs) title 2. subject 3. theme 4. topic 

境界設定問題 ( リダイレクト:線引き問題 (科学哲学) ) : ウィキペディア日本語版
線引き問題 (科学哲学)[せんびきもんだい]
線引き問題(せんびきもんだい、)とは、科学哲学の世界で使われる言葉で、科学と非科学または疑似科学との間の線引きを「どこで」そして「どのようにするのか」という問題のことを指す。歴史的に、科学とそうでないものの間に線を引こうと、様々な線引きの基準が提出されてきたが、しかしそのどれもが成功している状況ではない。
==意味の検証可能性テーゼ==
線引きの基準として歴史的に最も有名なものの一つに、20世紀の初頭から中盤にかけて論理実証主義者たちが主張した「意味の検証可能性テーゼ」がある。「意味の検証可能性テーゼ」とは、「有意味な命題はすべて経験的に検証可能でなければならない」というものである。
論理実証主義者たちが攻撃の対象とし想定していたのは、哲学の一分野である形而上学などで見られる主張である(たとえばマルティン・ハイデッガーの文章など)。つまりハイデッガーのような形而上学者たちが行う主張は、正しいとか間違ってるとかではなく、そもそも真偽を確認する方法が無いのだから、何も意味が無い、つまり無意味なのだ、とした。
こうして論理実証主義者たちは「検証」という条件を用いて、科学とそうでないものの峻別を行おうとした。しかしこの立場はその後、数多くの理論的困難に出会い頓挫することになった(たとえば「検証できない文は無意味だ」という文の真偽はどうやって検証するのか、など)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「線引き問題 (科学哲学)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Demarcation problem 」があります。




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