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壁ドン : ミニ英和和英辞書
壁ドン[かべどん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かべ]
 【名詞】 1. wall 

壁ドン : ウィキペディア日本語版
壁ドン[かべどん]
壁ドン(かべドン)とは、に大きな衝撃を加え「ドン」という衝撃音を発させる行為であるが、使用者によって以下のとおりまったく異なる意味として用いられることがある。
# 集合住宅などで隣の部屋が騒がしい時に壁をドンと殴る行為〔 - 日経テレコンにて2014年10月14日閲覧。〕。
# 男性が女性を壁際に追い詰めて手を壁にドンと突く行為〔〔〔〔 - 日経テレコンにて2014年10月14日閲覧。〕。
# 壁を叩きたくなるほどの不満や憤りを感じた時など〔、腹が立った時に壁を殴る行為。
1番目の壁を殴る行為は、後述する2番目の用法が流行する以前からインターネット上で用いられているスラングである〔。「壁殴り」〔〔や「イラ壁」〔とも呼ばれる。
2番目の女性を壁に追い詰める行為は、そのシチュエーションを2008年に「壁にドン … 黙れよ」という言葉で説明したことが起源とされ、ラジオ等で「壁ドン」と呼ばれるようになったもの。後に女子中高生などが使い始めて流行し、メディアに取り上げられるまでに至っている。2番目の用法は1番目の用法と独立して生まれているが、古くからある1番目が本来の用法とする報道〔〔〔と、メディアによって広く知られた2番目を本来の用法とする報道がある。日経ビジネスオンラインの記事によれば、1番目と2番目でそれぞれ別々の用法が誕生したのは「たまたま、偶然」であるとしており、言葉の成り立ちとしては「非常に面白い事例」であると報じている〔。
3番目は主に男性アニメファンの間に存在した用法であり〔、視聴者が嫉妬するような恋愛描写に反応して壁を叩く行為、転じて「幸せそうなカップルを見かけた時に嫉妬して壁をドンドン叩く行為」〔として用いられることがある。
「壁ドン」は2014年に開催されたユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた。これは2番目の用法として受賞されたものである〔。
== 集合住宅などにおける壁ドン ==
主にアパートなどの集合住宅において、隣人の声や生活音などが騒音として聞こえる場合に、その隣人の部屋につながっている壁を強く叩き、隣人に抗議・警告を示す行為のこと〔〔〔〔。初期には「壁殴り」〔〔「イラ壁」〔とも称され、後に「壁ドン」に転じた。壁の薄いアパートなどでは頻繁に起こるトラブルであるほか、しばしば壁の薄さを「自虐的」に表現する際に用いられることもある。レオパレス21が、後述する「恋愛における壁ドン」を題材とした映像コンテンツを公開した際には、これを「自虐ネタか」と評する報道が散見された。
騒音に対して壁を殴り抗議を示す行為は、相手に意図が伝わらない可能性が高く逆にトラブルを呼び起こす恐れが指摘されている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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