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天平地震(てんぴょうじしん)は、奈良時代に美濃国を中心として発生したと推定される地震。 == 地震の記録 == 『続日本紀』天平17年4月27日(ユリウス暦745年6月1日、グレゴリオ暦6月5日)の条項に、この日夜を通して地震があり、地震は三日三晩続いたという。美濃国では国衙の櫓、館、正倉、仏寺の堂、塔、民衆の家が被害を受け、少し触れると倒壊したとある〔寒川旭 『地震の日本史』 中公新書、2007年〕。 『続日本紀』巻十六 この地震の後も連日余震と見られる記録が約20日間続き、地割れができ水が湧出した。大森房吉(1913)は5月2日の条項にある京師は当時難波京の置かれていた摂津国難波であるとし、ここでも本震において同時に震動を感じ、余震も摂津難波における記録と解釈している〔大森房吉(1913), CiNii 大森房吉(1913): 本邦大地震概説, 震災豫防調査會報告, 68(乙), 93-109.〕。余震が続く間に、大安・薬師・元興・興福の各寺および平城宮〔『大日本地震史料』では「平安宮」となっている。〕で般若経など各経典を読ましめた〔宇佐美龍夫 『最新版 日本被害地震総覧』 東京大学出版会、2003年〕。 『熊野年代記』にも本地震の記載があり〔宇佐美龍夫 『日本の歴史地震史料 拾遺 二 自成務天皇三年至昭和三十九年』 東京大学地震研究所編、1993年〕、大地震が7日続いたと記されている。 * 『熊野年代記』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天平地震」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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