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天曜寺（てんようじ）は和歌山県の天台宗寺院で、明治時代の神仏分離令まで紀州東照宮の別当寺であった。また、紀州藩主家紀州徳川家でもあった。院号は雲蓋院、山号は和歌山で、院号の雲蓋院の方が有名。開山は天海。後に廃寺となる。 == 経歴 == 元和7年（1621年頃）に紀州東照宮の別当寺として天海を開山として創建される。後に紀州徳川家の国元での菩提寺も兼ねる。子院を6つ持ち、末寺もあった。徳川将軍家及び紀州徳川家の位牌を管理していたが、明治3年（1870年）にこれらの位牌を別に移され、その後、神仏分離令により廃寺となった。天曜寺跡地に藩祖徳川頼宣を祭神とする南龍神社が創建されたが、後に紀州東照宮に合祀となった。 一方で、子院大相院に他の子院5院が退避して6院とも廃寺されず、明治20年に6院が合併して改めて雲蓋院と称した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「天曜寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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