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天津直轄市 : ミニ英和和英辞書
天津直轄市[てんしん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 
天津 : [てんしん]
  1. (zh:) (n) Tientsin 
: [ひた, ちょく]
 【名詞】 1. earnestly 2. immediately 3. exactly
直轄 : [ちょっかつ]
  1. (n,vs) direct control 
: [し]
  1. (n-suf) city 

天津直轄市 ( リダイレクト:天津市 ) : ウィキペディア日本語版
天津市[てんしんし]

天津市(てんしんし/テンチンし、、、)は、中華人民共和国に位置する直轄市国家中心都市の一つ。略称は
天津は華北平原海河の五大支流の合流する所に位置し、東に渤海を、北に燕山を臨む。市内を流れる海河は天津の母親河とも呼ばれる。
環渤海湾地域の経済的中心地であり、中国北方最大の対外開放港である。首都北京市とは高速道路、高速直通列車、京津城際線によって、0.5〜2時間以内で結ばれている。元々は海河の河港であったが、河口の塘沽に大規模な港湾コンテナターミナル、工業地帯が形成されている。経済成長率の高さはここ数年に渡り、全国トップである。2017年の第13期の全国体育大会の開催が決まっており、夏季ダボスフォーラム常駐開催都市でもある。
市区人口は506万人、都市圏人口は720万人。 
== 歴史 ==
天津は代に大運河が開通し、南運河と北運河の交差地点の三会海口(現在の金鋼橋三岔河口)がその発祥である。中唐以降は南方からの食糧輸送基地となり、金代には直沽寨元代には海津鎮が設置され、食糧輸送以外にも軍事拠点としての要衝とされた。
1400年建文2年)、朱棣が兵を率いて南下、皇位を簒奪すると、皇帝が河を渡った場所を意味する天津の地名が初めて登場した。1404年永楽2年)、軍事基地としての衛が設置され、翌年には天津左衛が、更に2年後には天津右衛が設置された。清代1652年順治9年)に三衛が統合され天津衛とされ、1725年雍正3年)に天津州、1731年雍正9年)に天津府と改称され、天津府の下部に天津県静海県青県南皮県塩山県慶雲県滄州を管轄した。清末には天津は直隷総督の駐在地とされ、李鴻章袁世凱による洋務派の拠点となった。
1858年咸豊8年)、アロー戦争(第2次アヘン戦争)で英仏連合軍に敗北し、天津条約が締結された。この条約により1860年(咸豊10年)に天津は開港され、以後北京の外港として急速な発展を見た。このため19世紀後半から20世紀前半にかけて、イギリスフランスアメリカドイツオーストリア=ハンガリーベルギーイタリアロシア日本が相次いで租界を設置し、中国で最も租界の数が多い都市となった。1900年光緒26年)義和団の乱では8カ国連合軍が天津より上陸し、北京を占拠している。
中華民国が成立すると1927年民国16年)に天津市に昇格、その後の日中戦争では1937年(民国26年)より1945年(民国34年)まで日本軍により統治され、戦後は1945年から1947年(民国36年)までアメリカ軍基地が設置されていた。
1949年中華人民共和国が成立すると天津は直轄市に指定され、中国の工業及び貿易の拠点として発展し現在に至っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「天津市」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tianjin 」があります。




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