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太物(ふともの)は、和服用の織物の呼称の一つ。絹織物に対して綿織物や麻織物を太物と称した〔日本国語大辞典(小学館)〕。 絹の着物、すなわち本義としての呉服があり、その繊維と比較して太い木綿を主として、麻や楮を太物と呼んだ。 江戸時代からの呉服商の看板に「呉服 太物商」の表記が見られる。 2000年代現在では、呉服・太物を区分する例は少なく〔日本大百科事典(小学館)〕、 一般的に呉服や和服・着物が、素材の種別を問わず総称として使用されることが多い。 また、繊維の種類も多様化しているため、昭和時代以降の太物といえば、ウールも包含される。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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