|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 求め : [もとめ] 【名詞】 1. request 2. appeal 3. claim 4. demand
『失われたコードを求めて』(原題:In Search of the Lost Chord)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ムーディー・ブルースが1968年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。 == 背景 == 前作『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』(1967年)ではオーケストラと共演したのに対し、本作ではメロトロンの比重が増した〔In Search of the Lost Chord - The Moody Blues | AllMusic - Review by Bruce Eder〕。アルバム・タイトルはマイク・ピンダーが考案し、2014年に行われたピンダーのインタビューによれば、元ネタはジミー・デュランテのヒット曲「I'm the Guy Who Found the Lost Chord」である〔Former 'Blues'-man Mike Pinder has a new box set of his solo music out - Los Angeles Film Industry | Examiner.com - article by Angela Dawson - 2014年8月31日閲覧〕。ジャケットの絵を描いたフィル・トラヴァースは、以後『セヴンス・ソジャーン』(1972年)まで6作連続でムーディー・ブルースのアルバム・ジャケットを手掛けていく〔Phil Travers | Credits | AllMusic 〕。 本作は精神世界の探求をテーマとしたコンセプト・アルバムとみなされており、Edward Macanの指摘によれば、序盤では9時から5時までの生活を描写した「ライド・マイ・シーソー」のように現代社会の物質主義が表現されているが、アルバムが進むにつれて音楽、幻覚剤、超自然的な瞑想といったテーマの曲が登場し、最後の曲「オム」で描写された宇宙意識へ到達する過程が表現されている〔 Google Books 参照〕。また、本作の見開きジャケットの内側にはの解説及び図が記載された〔Images for Moody Blues, The - In Search Of The Lost Chord at Discogs - オリジナルLPの画像〕。 「ティモシー・リアリー」(原題:Legend of a Mind)はドラッグ・カルチャーに影響を与えた学者ティモシー・リアリーについて言及した曲で、作中では「ティモシー・リアリーは死んだ」というフレーズが繰り返されるが〔Legend of a Mind - The Moody Blues | AllMusic - Review by Richie Unterberger〕、後年、マイク・ピンダーを除く4人は「Timothy Leary Lives」という副題の付いた別ヴァージョンを録音し、リアリーの没後に発表されたコンピレーション・アルバム『Beyond Life with Timothy Leary』(1997年)に提供した〔Timothy Leary * - Beyond Life With Timothy Leary (CD, Album) at Discogs 〕。「幻のパラダイス」はジャスティン・ヘイワードとレイ・トーマスの共作で、ヘイワードによれば、当時スタジオではピンダーのメロトロンの音が響き渡っていたため、トーマスと共にアコースティック・ギターとフルートを持って防音扉の付いた掃除道具入れに入り、そこで作曲したという〔Justin Hayward of the Moody Blues on His Days of Future Passed (and Present) | Rock Cellar Magazine - article by Paul Gleason - 2014年8月31日閲覧〕。 「シンプル・ゲーム」はシングル「ライド・マイ・シーソー」のB面曲として発表され〔Moody Blues, The - Ride My See-Saw (Vinyl) at Discogs 〕、本作のリマスターCDにはボーナス・トラックとして追加収録された。この曲は1971年にフォー・トップスによってカヴァーされ、全英3位のヒットを記録している〔Tony Clarke: Visionary producer and 'sixth member' of the Moody Blues - Obituaries - News - The Independent - article by Pierre Perrone - 2014年8月31日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「失われたコードを求めて」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|