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1. (n,vs) blunder 2. slip 3. error =========================== ・ 失策 : [しっさく] 1. (n,vs) blunder 2. slip 3. error ・ 策 : [さく] 1. (n,n-suf) plan 2. policy
失策(しっさく)とは、野球やクリケットなどにおいて守備を行っている野手・投手が、ミス(ミステイク、失敗)により、打者の打撃の時間を延ばしたり、アウトにするはずの打者・走者をアウトにできなかったり、余分な進塁を許したりすること、またその回数を示す記録をいう〔公認野球規則10.12〕。エラーとも呼ぶ。暴投、捕逸、野手選択は失策に含まれない。 各々のプレイの結果が失策であるかどうかは、公式記録員の判断による。そのため、広い守備範囲を持ち、多くの打球に対して積極的に捕球を試みる選手はたとえ守備の技術に優れていたとしても失策が増える可能性があり、逆に守備の技術が劣っていても、きわどい打球の捕球を積極的に試みない守備範囲の狭い選手は失策数が伸びない可能性もあり、失策数の多少のみを基準にして守備の巧さを測ることはできない。 == 失策が記録される主なケース == *普通の守備行為を行えばアウトとなるはずの打者・走者をアウトにできなかった。または余分な進塁を許した場合。 *打球や送球を落としたり、はじいたりした場合。ただし打球の勢いが強くて捕球できなかったと記録員が判断すれば安打が記録される。 *送球先の野手が捕球できないコースにボールを投げた(悪送球)場合。このプレイを指して暴投あるいは大暴投という者もいるが、暴投は捕手が捕球できないようなところに投げてしまった投球を指すので誤用である。 *ボールを握り損ねたり、ボールがグラブに挟まったりして送球できなかった場合。ただし通常のプレイでもアウトを取れないタイミングと記録員が判断すれば、失策は記録されない。 *ゴロを取る事が出来ずに、ボールが股の下をくぐってしまったり(トンネル)、捕球可能なボールを後ろにそらしたり(後逸)して進塁を許した場合。 *捕球可能なはずのファウルフライを落球した場合。ただし捕球不可能と記録員が判断した時、あるいは犠牲フライを防ぐために落球した時には失策は記録されない。なお、この場合の失策はNPBでは完全試合に影響しない。また、MLBでは、1990年まではこの失策が記録された時、完全試合の権利を失っていたが、現在は定義が緩和されて完全試合として認められている。 *本来ベースカバーをすべき野手がこれを怠ったことにより走者を生かしてしまった場合。 *塁や走者に触れ損ねて、アウトにできるはずの走者を生かしてしまった場合。 *打撃妨害、走塁妨害を与えた場合。 *太陽光や照明が視界に入り打球を見失って、打球に触れることができなかった場合。〔公認野球規則10.12(a)(7)【注】〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「失策」の詳細全文を読む
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