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姫川(ひめかわ)は、長野県北安曇郡および新潟県糸魚川市を流れ日本海に注ぐ河川。一級水系の本流。 国土交通省が公表している一級河川の水質現況において、1999年以降4回にわたって水質ランキング日本一に輝いている〔国土交通省 水質ベスト5の変遷 〕。 == 地理 == 水源は長野県北安曇郡白馬村の親海湿原の湧水である。古事記には、糸魚川市付近を治めていた豪族の娘、奴奈川姫に大国主命が出雲から求婚しに来たという神話が残されている。この奴奈川姫が姫川の名の由来とされる。 白馬村においては、白馬連峰に端を発する支流の松川や平川が扇状地を成し、平坦な盆地(白馬盆地)を形成している。ただ、流域の大半は白馬岳を始めとする標高2,000mを超える山々が連なり、非常に急峻である。 流路が北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界となっている糸魚川静岡構造線にほぼ沿い、東西にある急峻な西頸城山地と北アルプスから供給される土砂が多い。また、飛騨外縁帯の脆弱な蛇紋岩が上流部の八方尾根、中流部の平岩・小滝付近、および支流の大所川上流部に広く分布するため、地すべり地形が広く分布する。そのため豪雨による土砂災害が絶えず、道路や鉄道が不通となることがたびたびあり、暴れ川として知られている。 糸魚川市のウェブサイトでは、天津神社に残る奴奈川姫にまつわる伝説のひとつとして、糸魚川の名の由来が「厭い川」(よく氾濫を繰り返す川)である説を紹介している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「姫川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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