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小浜西組(おばまにしぐみ)は福井県小浜市にある小浜城の城下町。小浜市小浜西組伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。 ==概要== 小浜西組は小浜市街地の西方、小浜湾と後瀬山に挟まれて位置する。後瀬山には1522年(大永2年)に守護武田元光が築いた後瀬山城があった。1600年(慶長5年)に入部した京極高次は翌1601年(慶長6年)、北方の北川と南川に挟まれた地に小浜城を築き、後瀬山城は廃城となった。城下町は次第に拡大し、東組、中組、西組の3地区に分かれるのは1684年(貞享元年)のことである。西組の東側は商家町、西側は茶屋町、西端と南の山麓は寺町として整備された。当地域は旧丹後街道に沿って、近世前期の古い町割りが残る。建物は1888年(明治21年)の大火以後のものが多いが、伝統的建造物が多く残っている。2008年(平成20年)6月10日に重要伝統的建造物群保存地区として選定された。 西組の町割りは三丁町に代表される茶屋町が西側にあり、茶屋建築の千本格子、2階の縁や出窓を持つ建造物が残されており、現在も芸妓を置く料亭も存在する。 また、広市場・狭市場と呼ばれる商家町は丹後街道の東側にあり切妻造平入であり、趣が異なる。 後瀬山山麓および西端に小浜藩主酒井氏の菩提寺である空印寺等の寺町が町割りされている。 ==重要伝統的建造物群保存地区基本データ== *名称 – 小浜市小浜西組伝統的建造物群保存地区 *種別 – 茶屋町 商家町 *面積 - 19.1ヘクタール *所在地 - 福井県小浜市小浜香取、小浜飛鳥の全域および小浜大原、小浜貴船、小浜浅間、小浜白鳥、小浜鹿島、小浜男山、小浜日吉、小浜住吉、小浜神田、青井の各一部 *選定年月日 - 2008年6月10日 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小浜西組」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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