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岩村 卯一郎(いわむら ういちろう、1928年9月8日 - 2004年8月28日)は、日本の政治家。衆議院議員(1期)。新潟県議会議員(6期)。新潟県議会議長。長男は、新潟県議会議員の岩村良一。 == 経歴 == 現在の新潟県北蒲原郡新発田市出身で、新発田中学校を経て17歳の時に予科練に志願〔毎日新聞、1996年10月11日付朝刊、新潟地方面〕。1953年、法政大学法学部卒業。渡邊良夫衆議院議員の秘書を務め、第2次岸内閣で厚生大臣に任命されたときは、大臣秘書官を務めた〔衆議院議員名鑑、P.82〕。 1967年から新潟県議会議員を6期務めた。自民党新潟県連の幹事長だった1989年には、君健男が癌のため新潟県知事を辞職したのに伴って多数の同党県議から推されて知事選への立候補の意思を表明した〔AERA、1989年5月9日号、P.18〕が、後に金子清への候補者一本化に同意した。 1990年の第39回衆議院議員総選挙では旧・新潟2区で稲葉修と渡辺紘三が引退したことを受けて立候補した。自民党の公認候補は佐藤隆、稲葉大和、白沢三郎の3名となったものの、長年培った地元との結びつきなどを活かして稲葉、白沢らを破って当選〔朝日新聞、1990年5月30日付朝刊、P.2〕。当選後に自民党から追加公認を受け、宮沢派に所属した。 1993年の第40回衆議院議員総選挙では落選し、陣営を支えた弟や市議ら計7人が公職選挙法違反(買収)で逮捕されている〔朝日新聞、1993年7月30日付夕刊、P.2〕。 1996年の第41回衆議院議員総選挙では地盤とする新発田市や北蒲原郡、さらに豊栄市の自民党県議らから支持を受けて〔毎日新聞、1996年10月3日付朝刊、新潟地方面〕新潟3区から無所属で立候補し、社民党から推薦を得た〔毎日新聞、1996年10月7日付朝刊、新潟地方面〕が、稲葉大和に敗れて落選した。また、選挙後に豊栄市の選挙対策委員会や後援会の幹部らが公職選挙法違反で逮捕され、有罪判決が下されている〔毎日新聞、1997年2月19日付朝刊、新潟地方面〕。 2004年8月28日、肺炎のため逝去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岩村卯一郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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