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いわむら かずお(本名:岩村 和朗、1939年4月3日 - )は、日本の絵本作家。代表作に『14ひきのひっこし』などの「14ひきのシリーズ」。 == 経歴 == 東京都生まれ。6人兄弟で育ち、5歳のころに秋田県に兄と2人で祖父母の家に疎開。戦後東京で8畳一間の家で8人暮らしをした〔『しんぶん赤旗』日曜版2014年12月14日付「絵本作家、「14ひきのシリーズ」作者いわむらかずおさん 仏・芸術文化勲章<シュヴァリエ>受賞 家族一緒にごはん平和の幸せ 命をみつめる「野ネズミの目」で描く」。〕。 東京藝術大学工芸科卒。1975年(昭和50年)、36歳のときに栃木県芳賀郡益子町に移り住み、畑を耕しながら創作活動を続ける。 1983年(昭和58年)に出版された『14ひきのひっこし』・『14ひきのあさごはん』で、14匹のねずみの3世代家族が、豊かな自然を背景に、引越しや食料調達・料理に力を合わせて楽しく暮らす様子を、大きな見開き紙面いっぱいに描いた。「ひっこし」は2008年までに累計92万冊、「あさごはん」は同じく101万冊を売り上げ〔トーハン『ミリオンブック』2008年版による〕、後続のシリーズを含めロングセラーとなった。 子どものための哲学入門を絵本で作った「かんがえるカエルくん」など、擬人化した動物を主人公として描く作品が多い。 1998年(平成10年)、栃木県那須郡馬頭町(現那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開設し、館長を務める。 長男は「いわむらかずお絵本の丘美術館」ミュージアムショップ責任者の岩村康一朗(1965年6月29日 - )。二男は陶芸作家の岩村吉景(1974年6月10日 - )。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いわむらかずお」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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