翻訳と辞書
Words near each other
・ 新カスティーリャ
・ 新カダム派
・ 新カツラ
・ 新カトリック百科事典
・ 新カナヅカヒの問題
・ 新カヌ
・ 新カヤ
・ 新カラテ地獄変
・ 新カルメン物語
・ 新カント主義
新カント学派
・ 新カント派
・ 新ガンダムフォース グレートパンクラチオン
・ 新キアズマ型説
・ 新キッズウォー2
・ 新キッズ・ウォー
・ 新キッズ・ウォー2
・ 新キテレツ大百科
・ 新キト国際空港
・ 新キャタピラー三菱


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

新カント学派 : ミニ英和和英辞書
新カント学派[しん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
学派 : [がくは]
 【名詞】 1. school 2. sect
: [は]
  1. (n,n-suf) clique 2. faction 3. school 

新カント学派 ( リダイレクト:新カント派 ) : ウィキペディア日本語版
新カント派[しんかんとは]

新カント派 (しんカントは、)は、1870年代から1920年代ドイツで興ったカント的な認識論復興運動およびその学派である。新カント学派とも。
== 歴史 ==

=== 前史 ===
カントは、現象物自体を厳密に区別し、理性に関する批判哲学的考察を遂行したが、その後のドイツ観念論は、それを“克服”、あるいは別様に表現するなど「後退」させる形で発展していった。
ヘーゲルの死後、ヘーゲル学派が細々と分裂していく混乱した状況下において、「カントに帰れ」というのは、新カント派が成立するまでにも多くの者が唱えていた。例えばショーペンハウアーは、「カントと私の間に何か哲学上の重大な差異を生じる事由があったとは言えない」としていたし、フリースヘルバルトも同様であった。
他方で19世紀前半になると、モレスコットフォークトルートヴィヒ・ビューヒナーらの「俗流唯物論」(vulgar materialism)によって、今後は自然科学的な知のみを体系化すべきであり、それによって哲学は不要になるとのテーゼが広がりを見せるようになっていた。
これに対して、ヘルマン・フォン・ヘルムホルツは、当時の感覚生理学の研究成果を援用し、知覚の内容が知覚の主観的諸条件に依存していることから、これをカントの超越論的哲学に応用した上で、カント的な現象と物自体との厳密な区別を再評価し、例えば自然科学のようないわゆる「経験科学」によって物自体が認識できるという独断論を批判したのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新カント派」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Neo-Kantianism 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.