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新冠ダム(にいかっぷダム)は北海道新冠郡新冠町、二級河川・新冠川本流上流部に建設されたダムである。 北海道電力が管理する発電用ダムで、高さ102.8メートルのロックフィルダム。日高・上川管内にまたがる大規模広域電源開発計画・日高電源一貫開発計画に基づき建設されたダムで、北海道電力が管理するダムとしては最大。地下式の新冠発電所による出力20万キロワットの揚水発電を行い、静内川に建設された高見発電所と共に本計画の中枢として重要な位置を占める。ダムによって形成された人造湖は河川名を採って新冠湖(にいかっぷこ)と命名された。 == 地理 == 新冠川は日高山脈の最高峰であり、日本百名山にも選ばれている幌尻(ぽろしり)岳を水源とし、上流部は岩清水渓谷を始めとする険阻な峡谷を形成しながら概ね南西に流路を取って太平洋に注ぐ河川である。流路延長77.3〔『角川日本地名大辞典Ⅰ 北海道 上巻』角川書店、1987年〕キロメートル、流域面積は402.1平方キロメートルで東隣を流れる静内川に次ぐ規模の二級河川であり、流域には日本有数のサラブレッド生産地を抱える。ダムは新冠川の上流部に建設されたが、新冠川には上流部より奥新冠ダム、新冠ダム、下新冠ダム、岩清水ダムの四ダムが建設されており、新冠ダムは上流部から二番目に位置する。 ダム名は河川名より付けられたが、この名はアイヌ語の「ニ・カプ」(nikap 木の皮)に由来するといわれている。日高電源一貫開発計画において新冠川水系水力発電所・ダム群の中核を担うフラグシップ的な存在であるため、「新冠」の名が付けられた。先に完成している奥新冠・下新冠の両ダムは新冠ダムからの位置的関係で「奥」または「下」が冠されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新冠ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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