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(n) star map =========================== ・ 星 : [ほし] 【名詞】 1. star ・ 星図 : [せいず] (n) star map ・ 図 : [ず] 1. (n,n-suf) figure (e.g., Fig 1) 2. drawing 3. picture 4. illustration
星図(せいず、)は、天球上での恒星・星団・星雲など星座の位置や光度と名称を平面で表した図で、いわば全天の地図である。恒星図のこと。 == 概要 == 古くは星宿として、日本のキトラ古墳(現存する最も古い日本の星図)・中国の舞踏塚古墳等、中国・朝鮮半島・日本の墳墓にも描かれていた。江戸時代までは中国星図という星図が使われていた。ヨーロッパでも、天文学の発展に伴い様々な星図が制作されたが、芸術的な面は次第に消えていった。 天文学の発達により恒星のカタログ化(→天体カタログ)が行なわれており、恒星の性質を編纂した星表とともに天文学で利用され、現在でも星図は複数の天体の位置関係から、どの方向に肉眼ないし天体望遠鏡を向ければ所定の恒星が観測できるかを知るための「地図」として利用されている(後述)。こと専門的な天文分野では天球を撮影した写真を組み合わせた「写真星図」も利用される。このほかにもパソコンで動作させて閲覧するための、アプリケーションソフトウェア(データとセットになった一種のデータベース)化された星図も見られる。 星図は天体の、こと地上では肉眼によって観測可能な太陽を除く恒星などを示したものであるが、こういった星図の発達にはしばしば季節を的確に知るための暦としての側面があった。こと農耕民族など農業生産によって生活していた民族では、季節の移り変わりで所定の作物を栽培し始める目安とすることが出来たし、また海に生活の場を求める民族では、海流や潮汐の周期的なの変化が季節に連動していたことは古くから良く知られていたため、漁業にも交易の海運にも季節を知ることには社会の繁栄のためにも重要な意味があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「星図」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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