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時津 英裕(ときつ ひでひろ、1962年 - )は、日本のヴァイオリニスト。佐賀県唐津市出身。江藤俊哉門下。桐朋学園大学ディプロマコース(現ソリスト・ディプロマ・コース)にて、矢部達哉、沼尻竜典、渡邊一正、山本裕康らと共に研鑽した。 1988年に参加したフランスのニースで開催されたセミナーで、全器楽声楽を通じて首席を獲得し、披露演奏会で最終奏者を務めた。このコンサートで演奏されたセザール・フランクのピアノとヴァイオリンのためのソナタは、スタンディングオベーションによって讃えられた。 コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲を、師である江藤俊哉に推されて演奏(1989年2月28日)して以来、日本におけるコルンゴルトの啓蒙活動を行っており、2006年には、コルンゴルトのヴァイオリンとピアノのための組曲「空騒ぎ」特別版の舞台世界初演を行った。 作曲家コルンゴルトの業績を早くから認め、その演奏と普及に生涯を捧げている演奏家であり、日本における「コルンゴルトの伝道者」である。また、ジョン・ウィリアムズのスターウォーズのメインタイトルがコルンゴルトの曲(Kings Row)に酷似している事を日本で早くに(1996年)指摘した人物でもあり、コルンゴルトの評価が高い欧米では、アメリカ人女性ヴァイオリン奏者に、「ミスター・コーンゴールド」というニックネームを付けられたというエピソードもある。 演奏活動以外にも、豊嶋泰嗣によるヴァイオリン協奏曲コンサートのコンサートマスターを矢部達哉に依頼し、コンサートの成功に尽力するなど、コルンゴルトの伝道者としてのプロデュース活動も行っている。 愛器は、1831年製のジョヴァンニ・フランチェスコ・プレッセンダ、1795年頃のフランソワ・トウルテの弓である。 オーケストラプレーヤーとしての活動もおこなうが、基本的に、コンサートマスター、もしくはコンサートマスターと同等条件でない限りは、オーケストラでは弾かない奏者である。 == プロフィール == *3歳よりヴァイオリンを始め、井手邦博に師事。 *11歳より岸辺百百雄に師事。 *1979年、全日本学生音楽コンクール西部第1位。 *1986年、桐朋学園大学ディプロマコースに入学し、江藤俊哉に師事。 *1988年、渡欧し、P.アモイヤル、J.-J.カントロフ、R.パターソンに師事。 *ブランクを経て、1998年秋、東京フィルハーモニー交響楽団400回記念定期演奏会(ゲスト・コンサートマスター、第2プルト)、新星日本交響楽団演奏会(ゲスト・コンサートマスター)で楽壇へ復帰。 *2006年、初リサイタルを開催し、コルンゴルト「空騒ぎ」改訂版の舞台世界初演を行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「時津英裕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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