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『ドラえもん のび太の日本誕生』(ドラえもん のびたのにっぽんたんじょう)は、月刊コロコロコミック1988年10月号から1989年3月号に掲載された大長編ドラえもんシリーズの作品。および、この原作を元に1989年3月11日に公開された映画作品。大長編シリーズ第9作、映画シリーズ第10作。映画ドラえもん10周年記念作品。予告編は藤子不二雄Ⓕ名義。 同時上映は『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』。 また、2016年に本作のリメイク版である『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』が公開された。 == 解説 == 7万年前の後期更新世日本および中国大陸を舞台に、精霊王ギガゾンビを擁するクラヤミ族とそれに相対するヒカリ族の側に着いたドラえもんとのび太達の戦いを描いた長編作品。 興業記録は、同シリーズでは原作者藤子・F・不二雄存命時には破られることはなかった。藤子Fの死後、配給収入は1998年公開の『のび太の南海大冒険』に破られるが、現在でも最大の観客動員数となっている。 公開直前の1989年3月4日には、ドラえもん映画公開記念スペシャルとして『ドラミちゃんと日本誕生!』も放映されているほか、公開後の1990年に、本作の続篇的内容のゲーム『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』が発売されている。 原作冒頭では、『小学館BOOK』1974年3月号掲載の「山おく村の怪事件」(てんとう虫コミックス7巻収録)に登場した廃村、山奥村のその後が描写されている。また『小学四年生』1989年7月号掲載の「いつでもどこでもスケッチセット」(てんとう虫コミックス41巻収録)では、ドラえもんの道具により本作品の一部分が描かれている。これは通常の原作と大長編を結び付ける数少ないエピソードの一つであり、また映画の後日談に当たる話としては唯一のものである。 作中、ドラえもんが時空乱流によるものかもしれないとして話している神隠しのエピソードは、実際に伝えられている話に基づいているものの、その多くは誇張や創作を含んだ都市伝説である〔Gil Pérez(1593年のマニラ兵士)、英外交官ベンジャミン・バサースト失踪事件 、アンブローズ・ビアス#失踪、ノーフォーク連隊集団失踪事件 (ガリポリの戦い#損害)、中国兵士集団失踪事件 等〕。 映画のアバンタイトルではククルの登場のみでのび太らが登場せず、ククルが時空乱流に吸い込まれた後、地球の全景が現れて、どこからともなく「ドラえも~ん!」の叫びが聞こえてオープニングに入る、という珍しい構成である。また、映画ドラえもんシリーズでは唯一オープニングアニメーション内で「連載」と「主題歌」がクレジットされている。本作より、音響にドルビーステレオ方式が採用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもん のび太の日本誕生」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Doraemon: Nobita and the Birth of Japan 」があります。 スポンサード リンク
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