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ねじ(螺子、捻子、捩子、螺旋、)は、円筒や円錐の面に沿って螺旋状の溝を設けた固着具。主として別個の部材の締結に用いられるが、回転運動と直線運動との変換などにも用いられる。ボルトのように外表面にねじ山がある雄ねじ〔意匠分類定義カード(M3) 特許庁〕とナットのように内表面にねじ山のある雌ねじ〔がある。雄ねじと雌ねじの組み合わせで使用されるが、後者がなく木材や薄い金属などの部材に穴を開けながら締結するものもあり木ねじと呼ばれる〔。 これらの他にも、ぜんまいやぜんまいを巻く装置もねじと呼ばれる。言葉の比喩として「ねじを巻く」とは、ぜんまいに動力を与えるところから、誰かを、何かを『追い込む』の意味として使われる。 長方形の一対角を直線で結び、この長方形を巻いて円筒とした時、対角線は「つる巻き線 ()」と呼ばれる三次元曲線を描く。ねじは、このつる巻き線に沿って溝を形成したものである。 今日ではねじはあらゆる用途において大量に使用されており、その多くはボルトやナット、木ねじなどによる締結用途である。また、ねじは各種の機械の運動や位置決めなどでも欠かせないものとなっている。 == 名称 == ねじは、漢字で「螺子」(ねじ、らし)あるいは「捻子」「捩子」「根子」と書かれることがあり、JISでは「ねじ」が正式な呼称になっている。また「ねじ」は動詞「捩づ」(ねづ)の連用形であり、「ねじ」の他に「ねぢ」と表記されることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ねじ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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