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(n) inhabitants of main island =========================== ・ 本 : [ほん, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 本島 : [ほんとう] 【名詞】 1. main island 2. this island ・ 本島人 : [ほんとうじん] (n) inhabitants of main island ・ 島 : [しま] 【名詞】 1. island ・ 島人 : [とうじん] (n) islanders ・ 人 : [ひと] 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
本島人(ほんとうじん)とは、日本統治下の台湾おいて、統治者たる日本人側が使用した台湾の漢族系住民への呼称である〔若林(2001年)53ページ〕。 == 背景 == 台湾は、移民社会である〔若林(2005年)19ページ〕。もともと台湾島には、人口は小さいが文化的には多様なマレー=ポリネシア系の先住諸民族が居住していた〔。オランダ人統治期になると対岸の中国大陸から漢族が移民してきた〔。具体的には、福建省南部出身でそれぞれの母語(福佬語および閩南語)を話す福佬人(閩南人ということもある)及び広東省北部出身で客家語を話す客家人であった〔若林(2005年)20ページ〕〔載(1988年)12ページ〕。かれら漢族系住民の移民の波は19世紀初めまで続き、台湾の人口は200万人弱に増加し、先住諸民族は劣勢の少数者の地位に立たされた〔。そして、日本統治時代となり日本人が植民者として移り住み最終的には40万人に達した〔。漢族系住民は、日本語(当時「国語」と呼ばれた)教育などを通じて、日本人に対して従属的な「同化」を迫られた〔。ここに、「内地人」(当時日本人はこう呼ばれた)を頂点とし、次いで「本島人」、最下層に「蕃人」(当時先住民族はこう呼ばれた)という階層秩序が生まれた。すなわち「本島人」という呼称は、「大日本帝国」の「ニ等臣民」というステータスを象徴するものであった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本島人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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