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朱友倫(しゅゆうりん、生年不詳 - 903年)は後梁の皇族で、初代皇帝の朱全忠の甥。朱全忠の次兄である朗王の朱存の次男。兄に安王朱友寧がいる。 ==概要== 『新唐書』によると、幼くして父が戦死したために、兄と共に叔父の朱全忠に養われたという。902年に朱全忠が本拠地の大梁に帰還する時に、甥の友倫を鳳翔に残して、朱全忠の形式上の盟友である貴族の(崔四入)と共に政権を任せた。ところが、翌年の冬10月に友倫はポロの競技をやっている最中に落馬して、頭の打ち所が悪くそれが原因で死亡した。 このことを聞いた叔父の朱全忠は甥の急死に激怒して、友倫と一緒に競技した十数人の仲間を誅殺した。さらに、朱全忠は甥の非業の死が宰相・崔胤による陰謀ではないかと猜疑した。事実、崔胤は朱全忠の有能な部下を優遇する条件で招いており、朱全忠を牽制する動向が見られた。いずれは朱全忠の政敵になる可能性が大であった。 ついに朱全忠は翌年の春正月に軍勢を率いて“甥の仇討ち”と称して友倫の従兄である朱友諒と共に鳳翔に攻め寄せて、崔胤の自邸を包囲し、崔胤とその妻子・孫らを全て皆殺しとしたのである。 後に叔父・全忠が即位すると、密王の諡号が贈られたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朱友倫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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