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杉浦 昌弘(すぎうら まさひろ、1936年9月25日 - )は、日本の植物分子生物学者、植物分子遺伝学者。名古屋大学・名古屋市立大学名誉教授。 == 来歴 == 愛知県岡崎市出身〔SCIENTIST LIBRARY:杉浦昌弘 | 生命誌ジャーナル 〕。 双子葉植物であるタバコを用いて、1986年に植物葉緑体ゲノムの全塩基配列を世界で初めて決定した業績で世界で広く知られる。その後、単子葉植物のイネ葉緑体ゲノム、裸子植物のクロマツ葉緑体ゲノム、藻類のクロレラ葉緑体ゲノムの全塩基配列を決定。また、試験管内(in vitro)で活性のある葉緑体DNAの転写・翻訳系を開発した事でも知られる。 分子生物学の最新手法を植物研究にいち早く適用し、日本の植物分子生物学の先駆者として位置づけられる。ゲノムと言う言葉が一般的になっていなかった時代から、ゲノムの全塩基配列決定に重要な意味がある事を認識し、葉緑体遺伝子とその発現に関する研究で多大な成果を上げている。 共同研究者として理化学研究所プラントサイエンスセンター長の篠崎一雄、農業生物資源研究所遺伝子組換え開発センター長の高岩文雄、東京大学教授の篠崎和子、東京理科大学教授の島田浩章、名古屋大学遺伝子実験施設教授の杉田護らが知られる。教え子に産業技術総合研究所の高木優や廣瀬哲朗、名古屋大学遺伝子実験施設の小保方潤一、基礎生物学研究所の田中実らがいる。 趣味は写真撮影。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杉浦昌弘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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