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村林 裕（むらばやし ゆたか、1953年9月8日 - ）は、東京都品川区出身の実業家。東京フットボールクラブの元代表取締役社長。 == 来歴 == 「サラリーマン家庭（本人談）」に生まれ、慶応幼稚舎からエスカレーター式に慶應義塾大学商学部へと進学〔。 1976年に大学を卒業し東京ガス株式会社に入社。入社時には工場勤めを希望していたが神奈川県大船の事業所に配属され、単身赴任で働く現場作業員800人の寮長役として昼夜駆け回った。社内運動会のチーム作りや都市対抗野球大会に向けての応援団編成（自身は応援団長を務めた）といった事業所間の調整が必要な仕事を任されていき、目上・年上問わず社内での顔を広げていった〔。 ニューヨークのブルックリン・ユニオンガス（現キースパン）社への研修〔講師詳細プロフィール 講演依頼.com〕、東京ガスハウジング（現 東京ガスリモデリング）社及びリビング・デザインセンター社への出向〔、さらに1993年にはサー・テレンス・コンランに見込まれ〔荒川,126頁〕〔ザ・コンランショップを新宿の東京ガスパークタワーに誘致するなど方々で活躍。 1997年7月、同社のJリーグクラブ設立準備事務局長に就任〔〔。村林を「アイデア豊富で、地域のいろんな人と本音の付き合いができる熱意と個性を持っている〔荒川,127頁〕」と評する鳥原光憲のたっての希望が通っての異動だった〔荒川,123頁〕。東京フットボールクラブ株式会社設立に携わり、1998年10月の同社設立と同時に常務取締役として出向〔。Jリーグ加盟を果たした。以後も「背広組の顔」として尽力〔 フットボール定食 (2008年2月2日)〕。2002年にはワールドカップ宮城会場のベニューコーディネーターを兼務。ワールドカップ日本組織委員会（JAWOC）にはFC東京から14名を出向させた〔 サロン2002・ワールドカップシンポジウム東京 レポート・その2 特定非営利法人 日本サポーター協会 2002年8月〕。 2004年からは専務取締役に昇格するも、2005年7月に東京ダービーで起きた傷害事件の責任をとって常務に降格している〔すべてのJリーグファンのみなさまへ (報告) FC東京 2005年7月16日〕。その後再び専務に戻り、さらに慶應義塾大学の教授（スポーツビジネス専攻）を兼務〔、FC東京バレーボールチームの部長も務めた。 2008年、代表取締役社長に就任〔実行委員・参与選任について Jリーグ (2008年2月19日)〕〔。後発クラブだったFC東京を観客動員数第3位（2004年-2009年実績）〔年度別入場者数推移 (1993～2009) Jリーグ〕まで躍進させたものの、観客動員数や年間チケット購入者数で横這いを見せ始めたことから〔池田弘（アルビレックス新潟会長）×村林裕（前FC東京社長）×広瀬一郎『クラブ経営のあり方とJリーグの未来』 (後編) フットボールチャンネル (2013年6月18日)〕2011年1月をもって退任した〔役員人事の内定について FC東京 (2010年12月21日)〕。 2013年、一般社団法人アリーナスポーツ協議会の代表理事に就いた〔一般社団法人アリーナスポーツ協議会を設立 共同通信PRワイヤー (2013年7月22日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「村林裕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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