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株式会社東京アールアンドデー(とうきょうアールアンドデー、東京R&D)は、東京都千代田区に本社を置く自動車・メカトロニクス・複合材料などの研究開発を行う企業である。 量産車・競技用車両・関連部品などの研究開発・設計・試作や、カドウェルなどのレーシングカーの開発、スポーツ用品の開発など幅広い活動を行っている。1998年には、長野オリンピックのスピードスケート・男子500mで、清水宏保が同社製のスケート靴を使用し金メダルを獲得した。 また、スポーツカーVEMACの輸入・販売も行っている。 なお同社のレース部門の子会社であったR&D SPORTは、2008年3月末に資本関係を解消して独立しており、現在は全く関係はない〔会社分離独立のお知らせ(2009.07.27) 〕。 == 沿革 == * 1981年 童夢の主要メンバーだった三村建治、小野昌朗、入交昭廣らが独立して東京R&D設立。業務内容は量産車両の車体関係のスタイリング、設計、試作。 * 1982年 レーシングカーの研究開発事業を開始。 * 1983年 オートバイ用オーディオシステム、農機具の開発。 * 1984年 炭素繊維強化樹脂等の先進複合材料応用技術の自主開発、電気自動車の自主開発に着手。コンセプト電気バイク、メカトロニクス機器の開発事業を開始。スクリュータイプコンプレッサーの開発。 * 1985年 グループCレーシングカーの開発開始。 * 1986年 鈴鹿事業所を開設。4輪電気自動車の開発に着手。車両事業部、メカトロニクス事業部、コンポジット事業部、レース事業部を開設。 * 1987年 厚木市金田(現空力研究所)に事業所を開設。コンポジット事業部を移設。 * 1990年 東山田事業所、新横浜事業所、EV事業部を開設。スクリーンクラフト事業部、メカトロニクス事業部を移設。電気自動車「NAV」発表。 * 1991年 3次元CAD「IBMCATIA」導入。平塚事業所を開設。コンポジット事業部を移設。慶應義塾大学・東京電力と共同で開発した電気自動車「IZA」を発表。R&D SPORT設立。 * 1992年 EV、メカトロニクス両事業部を「EV/システム事業部」に統合。 * 1993年 厚木事業所を開設。車両事業部を移設。横浜開発研究所を横浜事業所に変更し、同時に新横浜事業所を横浜事業所に統合。 * 1994年 エンジン事業部を開設。スクリーンクラフト事業部を有限会社スクリーンクラフトとして分社。 * 1995年 厚木市金田にエンジン試験室を開設、ダイナモ設置。 * 1996年 F4空力開発に着手。 * 1998年 EVシステム事業部を厚木事業所に移設。メカトロニクス事業部を横浜事業所に新設。 * 2000年 VEMAC RD180発表。 * 2003年 車両事業部、EVシステム事業部を「研究開発事業部」に統合。 * 2004年 東京R&Dとビーエーシー・テラシステムズが合併。府中事業所にエンベデッドシステム事業部を開設。 * 2005年 「ISO9001」の審査登録を達成。 * 2006年 厚木市金田にエンジニアリング事業部開設。 * 2011年 本社を富国生命ビル2階に移転。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京アールアンドデー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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