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『東方綺譚』(とうほうきたん、原題:''Nouvelles orientales'')は、フランスの女性作家マルグリット・ユルスナールによる、10章の短篇からなる小説である。短篇はいずれも、日本、中国、インド、中東、ギリシャといったヨーロッパの「東方」に位置する国々に古くから伝わる物語や伝説を素材としつつ、ユルスナールの自由な想像力による大胆な翻案がされている。 多田智満子による日本語訳が、白水社から新書版の白水Uブックスで刊行された。同社の〈ユルスナールセレクション4〉にも収録されている。 == 内容 == *老絵師の行方(''Comment Wang-Fô fut sauvé'' ) *マルコの微笑(''Le Sourire de Marko'' ) *死者の乳(''Le Lait de la mort'' ) *源氏の君の最後の恋(''Le dernier amour du prince Genghi'' ) *:『源氏物語』の「雲隠」の章の補作。人々から離れて死を待つ光源氏に花散里が寄り添う。 *:(ポルトガル語版記事) *ネーレイデスに恋した男(''L'Homme qui a aimé les Néréides'' ) *燕の聖母(''Notre-Dame-des-Hirondelles'' ) *寡婦アフロディシア(''La Veuve Aphrodissia'' ) *斬首されたカーリ女神(''Kâli décapitée'' ) *コルネリウス・ベルクの悲しみ(''La Tristesse de Cornélius Berg'' ) 以下は白水Uブックス版に収録されていない。 *マルコ・クラリエヴィッチの最期(''La Fin de Marko Kraliévitch'' ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東方綺譚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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