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東日天文館 : ミニ英和和英辞書
東日天文館[とうにちてんもんかん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 
天文 : [てんもん]
 【名詞】 1. astronomy 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
: [やかた, かん, たて, たち]
 【名詞】 1. (1) mansion 2. small castle 3. (2) boat cabin

東日天文館 : ウィキペディア日本語版
東日天文館[とうにちてんもんかん]
東日天文館(とうにちてんもんかん)とは、かつて東京有楽町にあった、天文普及施設である。
== 概要 ==
1938年10月30日に有楽町の東京日日新聞(現在の毎日新聞東京本社)会館内に開館した。館内には大阪市立電気科学館に次いで日本で2番目のプラネタリウムカール・ツァイスII型)が設置された。投影機の金額は当時の金額で50万円だったという。設立の趣旨に賛同した小林一三をはじめ、各界からの出資を元に設置された。
開館時期は大阪市立電気科学館よりも遅く、さらに1945年東京大空襲で焼失してしまったため、営業期間はおよそ8年とごく短期間であった。そのため観覧した人は限られているが、当時の混迷を深めつつある世相の中で人々に一筋の光明を与え、後に天文関係で活躍する人材の輩出にもつながった。入場料は大人50銭、小人25銭であった。軍事学生及び一般閣體には割引が適用されたらしい。
戦時下の娯楽が制限されていた中でも関係者の尽力もあり、営業は続けられていた。南方戦線へ赴く兵士の教育の一環として、軍関係の観覧もあった。
皮肉な事に、戦時中の灯火管制下では光害の影響が少なく、普段の東京では見ることのできない星空が瞬いていたという。
なお、この天文館には会員制度があった模様である。豊田一郎も会員であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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