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東条御厨(とうじょうのみくりや)は、安房国長狭郡にあった御厨。現在の千葉県鴨川市付近と推定される。 『吾妻鏡』寿永3年(1184年)5月3日条に東条御厨とみえ、源頼朝が伊勢神宮に寄進し、外宮権禰宜會賀生倫が給主となった〔『吾妻鏡』寿永3年5月3日条(4月16日に改元しているが『吾妻鏡』にある「寄進状」は寿永三年とする)〕。当地の平安時代における在地領主は長狭氏であったが、治承4年(1180年)長狭常伴が討たれ〔『吾妻鏡』治承4年9月3日条〕、東条秋則が地頭となった。日蓮は、弘安2年(1279年)の書状に「安房国長狭郡之内東条の郷、今は郡也、天照大神の御くりや、右大将家の立て給いし日本第二のみくりや、今は日本第一なり」と記している。 なお、嘉慶2年(1388年)には円覚寺造営棟別銭が賦課されている。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東条御厨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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