|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 松 : [まつ] 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) ・ 平 : [たいら, ひら] 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
松平 斉省(まつだいら なりさだ)は、武蔵川越藩の嫡子。11代将軍徳川家斉の二十五男で、12代将軍・徳川家慶の異母弟。 文政8年(1825年)、川越よりも実高の多い領地へ転封を画策していた川越藩主・松平斉典の養子となる。斉典には後継ぎとなるべき男子があったが、それを抑えての養子縁組だった。 多額の借財を抱えていた藩財政を打開するため、斉典は大御所家斉の周辺に働きかけて国替えを画策した。幕閣のみならず、斉省の実母・お以登の方(本輪院)を通じて大奥にも工作し、出羽国庄内藩への転封を命ずる幕命を出すことに成功した。川越藩が庄内藩に転じ、庄内藩・酒井家は越後国長岡藩に、長岡藩・牧野家は川越藩に転封する三方領地替えと呼ばれる。しかし、思いがけず庄内領民の反対運動が起こり、大御所家斉と斉省が相次いで死去したため、幕命撤回という結末となり、転封は取り止めとなった。 斉省は世子として天保6年(1835年)に叙任したが、前述のように天保12年(1841年)に家督を継ぐことなく早世した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松平斉省」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|