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松濤幼稚園(しょうとうようちえん)は、かつて東京・渋谷区松濤に存在した幼稚園である〔閉園前の住所は、東京都渋谷区松濤1-10-14〕。2010年(平成22年)3月をもって閉園した。 == 概要 == 開園は1947年(昭和22年)で、開設者は後の学習院大学名誉教授・林知春の妻、林貞子〔林知春は満鉄総裁も務めた伯爵・林博太郎の長男。林貞子は伯爵・牧野伸顕の長男・伸通と美智子皇后の皇太子妃時代の東宮女官長を勤めた純子の長女。〕であった〔「元伯爵夫人林貞子さんは、名門幼稚園のナンバーワンといわれる松濤幼稚園の園長として、夫君の林友春氏は学習院大の教授としてともに人気が高い。」『ある華族の昭和史: 上流社会の明暗を見た女の記録』酒井美意子 主婦と生活社 1982年〕〔トップインタビュー vol.12 若葉会幼稚園園長 三井富美子さん 『都政新聞』 2008年12月20日号、平成23年7月10日閲覧〕。東京でも屈指の高級住宅地である松濤に所在するとともに、有名小学校への進学実績、高額な学費、政官財界・著名人の子弟が多く通うことなどで知られ、東京のいわゆる「お受験」界においては、若葉会幼稚園(港区西麻布)、枝光会幼稚園(港区三田ほか)とともに『御三家』(進学)幼稚園と呼ばれていた。 従来、日本で最も学費が高額だった幼稚園としても知られていたが、閉園前の2008年度(平成20年度)における初年度納付金額だけをみても135.0万円で、東京都内の幼稚園としては青山学院幼稚園(145.5万円〔)に次いで2番目に高額であった〔平成19年度 都内私立幼稚園入園児(4歳児)納付金調査 東京都生活文化局私学部私学行政課、平成23年7月10日閲覧〕〔初年度納付金の高い私立幼稚園(都内) 2008年8月31日 『となりの芝生』編集部調べ WebCrew Inc.、平成23年7月10日閲覧〕。また、卒園生でもある後の寛仁親王妃が三笠宮寛仁親王と結婚する以前、姉の雪子らと共に英語講師として勤務していたことでも知られた〔「ヒゲの殿下として国民に親しまれている三笠宮寛仁親王と結婚された麻生家の令嬢・信子妃は、娘時代この松濤幼稚園の英語教師として園児達に慕われておられた。」 『ある華族の昭和史: 上流社会の明暗を見た女の記録』酒井美意子 主婦と生活社 1982年〕。 2008年度より新入園の募集を中止、その2年後に閉園となった。その後、敷地は売却され、建物は取り壊されて現存していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松濤幼稚園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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