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松阪高速船株式会社(まつさかこうそくせん)は、かつて三重県松阪市に本社を置いていた海運会社。2009年8月31日まで三重県松阪市の松阪港と愛知県常滑市の中部国際空港を結ぶ旅客船「松阪ベルライン」を運航していた。 == 歴史 == 江崎汽船(熊本県)が主体となり会社を設立〔松阪港-中部国際空港アクセスの再生を松阪市と協定 (社長室から) - 津エアポートライン(2009年7月23日付・同年9月7日閲覧)〕し、2006年12月20日、運航を開始した。 航路開業から半年あまりが経過した2007年8月から1年間の利用者数は約1.2万人で、採算ラインを約3万人割り込んだ上、燃料費高騰などもあり約8,000万円の累積赤字(2008年7月期)が見込まれることから経営難に陥った。こうした状況に対して同社は松阪市に公的補助を求めたが、同市は松阪高速船の親会社と「赤字補填はしない」という協定を結んでいた〔松阪高速船サーチャージ負担 松阪市補正予算案を可決 - 読売新聞(2008年8月19日)〕。 しかし2008年9月の燃料油価格変動調整金制度導入にあたって同市は「利用促進のためであって赤字補填ではない」として調整金分の運賃補填を決定した〔。これに対し津市と中部国際空港を結ぶ航路を運営する津エアポートラインは「(競合航路に偏った公的補助が行われると)健全な競争ができない」として反発した。 その後、2009年8月31日をもって同社による運航を終了し、翌日より津エアポートラインが同航路の運航を引き継いだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松阪高速船」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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